青山通り沿い、青山学院大学向かいのコンセプト店「Found MUJI AOYAMA(ファウンドムジ青山)」(渋谷区神宮前5、TEL 03-3407-4666)で現在、「Found the USA-focus on daily American objects-」が開催されている。
昨年11月、「無印良品」路面1号店を改装しオープンした同店。4月24日発売号でアメリカ特集を掲載したファッションカルチャー誌「HUGE」(講談社)と連動した同企画では、ブルックリンの地下室でエプロンを作る「スタンレー&サンズ」や、ポートランドでさまざまなキャリアを持つ7人の男性による「ポートランドグロウラーカンパニー」のセラミックジャーなど、米国内で作られている「アメリカブランド」を通じて『メード・イン・USA』の魅力を伝える。
ウインドーには、ベン・ディビスさんがアートを手掛けたモバイルハウスを設置。ウインドー、店内のスタイリングはインテリアスタイリスト作原文子さんが手掛けた。
店内では、誌面でも掲載した約20アイテムを販売、約65点を展示する。販売するのは、ペンシルベニア州で鞣(なめ)されたレザーを座面に、タモ材を脚に使った「WOOD&FAULK」のキャンピングスツール(1万4,700円)、デラウェア州を拠点にタイポグラフィーやフォントデザインを手がけるハウスインダストリーズの風呂敷(1,470円)、カリフォルニア州の工具用品入れを作るファクトリーブランド「ヘリテージレザー」のツールポケット(1,050円~4,830円)、ウエストベルト(1,733円)など。単行本「TOOLS」(講談社)などで紹介したアイテムも一部取り扱う。
同誌編集部の川島拓人さんは「アウトドアスツールや野球ボール、生活雑貨用品などあらゆる角度からアメリカらしい世界観を楽しんでいただける内容になっている。新しい視点で『メード・イン・USA』のプロダクトを感じていただけるのでは。編集、セレクト、スタイリングされた空間を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は11時~21時(日曜・祝日は20時まで)。5月17日まで。