渋谷・明治通りの商業施設「cocoti(ココチ) SHIBUYA」(渋谷区渋谷1)が4月28日、環境デザインをリニューアルする。
東急モールズ・デベロップメントがプロパティ・マネジメント業務を手掛ける同施設は、2006年に「PICASSO347」から名称変更した。ギャラリー、カフェバーを併設した「ディーゼル」、フィットネスクラブ「ゴールドジム」、プールを擁する最上階のリゾートレストラン「ザ・レギャン・トーキョー」、映画館「ヒューマントラストシネマ」などが出店している。
リニューアルのコンセプトは「FLOW & GROW」。風化した石調のメーンエントランスのゲートには植物が足元から上に育っていくデザインを施す。このゲートをくぐったすぐの場所には、施設のアイコンとなるシンボルオブジェを設置。木をイメージさせるデザインに、館内テナントの案内を写すモニターを取り付ける。そのほか、120インチのスクリーンや施設案内用タッチパネルデジタルサイネージなどデジタル化を図る。
もう一つのエントランスとなる東側階段は、3階テラスに通じる「テラスゲート」とし壁面を使った「緑の壁」のほか、メーンエントランスと同じデザインを施す。2階・3階の共用部には木の壁面を用いるほか、壁面には「スーパーグラフィック」を配置。2階フロアは美竹公園側の壁面をガラスにすることで奥行きを作り、開放的な空間を演出する。
そのほか1階には、ファッションや文化を提案する催事スペースとして「COCOTI POCKE」を新設した。
営業時間は11時30分~21時(店舗により異なる)。