渋谷駅東口に4月26日に開業する商業施設「ShinQs（シンクス）」（渋谷区渋谷2）に同日、雑貨店「SPBS annex（エスピービーエスアネックス）」（TEL 03-6434-1747）がオープンする。経営はSHIBUYA PUBLISHING ＆ BOOKSELLERS（神山町）。

ブース展開する雑誌「Casa BRUTUS」とコラボした架空のホテルの売店

　神山町に書店兼出版社を構える同社が2号店としてオープン。「Tokyo’s Style KIOSK」をキャッチフレーズに、コスメやアクセサリー、バッグなどの小物、20～30代の「ファッション・カルチャー・トレンドに敏感な女性」をターゲットにした雑誌を中心に、「女子の欲しい物」をそろえる。出店するのは1階「ShinQs Beauty」フロア中央部。店舗面積は7坪。店舗は白を基調に「清潔感のある店」に仕上げた。

　商品は、ユニークなデザインが特徴のLA発ネールシール「NCLAネイルラップ」（1,890円）や「TOKYO発」トータルライフスタイルブランド「retaW」のボディーシャンプー（3,360円）、「GINZA」（マガジンハウス）、「SPUR」（集英社）、「NYLON」（カエルム）など。

　合わせて毎月フェアを開催する。オープニングには、ガーリーなデザインが特徴のバッグブランド「Laugoa」のポップアップストアを展開。商品は、リボンをあしらったカゴバッグ「Candy」（3,990円）やカラフルなエスニック調の柄が特徴のカゴバッグで、中が巾着仕様になっている「Bambi」（8,295円）など。価格帯は3,000円代～9,000円代。オープン記念として、同ブランドのバッグ購入者先着150人にはノベルティーエコバッグを進呈する。

　そのほか、店内には雑誌「Casa BRUTUS」（マガジンハウス）とコラボした架空のホテルの売店「HOTEL Casa BRUTUS」をゾーン展開。ビームスとNYの「Ace Hotel」のコラボグッズや「hotel holiday home」（京都府京丹後市）、「季の雲ゲストハウス」（滋賀県長浜市）で取り扱っているグッズなどを販売予定。いずれも5月6日まで。

　シンクスのメーンターゲットが女性だったことから「本店のSPBSらしさを残しつつ、女性の欲しいものがそろう店になるような業態を考えた」と、同店店長の牧野峰子さん。「東京の今を感じられる店にしていきたい」と意欲を見せる。オープン同日から、買い物情報やイベント情報・占いなどを毎日更新するニュースサイト「annex news」も立ち上げ予定。

　営業時間は10時～21時。