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渡辺祐さん、神宮前で展覧会-ギャラリーを「編集」、収集品一堂に

1970年代~80年代の雑誌やポスターなど渡辺さんが収集したものが並ぶ場内

1970年代~80年代の雑誌やポスターなど渡辺さんが収集したものが並ぶ場内

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 神宮前の「タンバリンギャラリー」(渋谷区神宮前2、TEL 03-5770-2331)で4月3日、エディター・パーソナリティーとして活躍する渡辺祐さんの展覧会「MONKEY'S BOOKS & GROOVES」が始まった。

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 「ギャラリーのようでショップのようで、どちらでもない空間を『編集』できたら面白いのでは」と考え企画した同展。「渡辺祐がギャラリーを編集したらこうなりました」をキャッチコピーに、渡辺さん自身が仕事・趣味で収集してきたポスターやアート、本、フィギュアなどの雑貨を展示。一部を販売する。

 会場には、アンダーグラウンド・コミック作家のロバート・クラムさんの作品や本、イラストレーター湯村輝彦さんが表紙を担当していた1980年代の雑誌「ガロ」のバックナンバー、渡辺さんが学生のころに購入していた1970年代の雑誌「宝島」のバックナンバー、1980年代のナイキのバスケットシューズ「エアジョーダン」の広告ポスター、映画「猿の惑星」のフィギュアなどを展示。そのうち、フィギュアや書籍、「JAZZ」などの言葉に組み合わせたアンティークの木版活字(1セット3,000円)などを販売する。

 「自分が好きなものは、自分が愛(め)でているだけで終わるのはもういいかなと(思った)」という渡辺さん。「ポップなものが好きで(編集者という仕事は)それを世に紹介したくてやっている。『雑多』の『雑』の中で雑誌を作ったりしてきた、その断片を見たり、お裾分けできれば。何の展覧会とか考えずに遊びにきていただければ」と話す。

 開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。今月8日まで。会期中、不定期で渡辺さんも在廊する。

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