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表参道に英ブランド「テッドベーカーロンドン」-国内1号店

店舗外観。店内上部にディスプレーされたビンテージのテレビなどが見える

店舗外観。店内上部にディスプレーされたビンテージのテレビなどが見える

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 表参道駅近くに3月16日、英ブランド「Ted Baker(テッドベーカー)London」の国内初となる直営店「テッドベーカー 表参道店」(港区北青山3、TEL 03-6447-1755)がオープンした。経営はテッドベーカージャパン(同)。

階段にはジャックを入れ替えるとメッセージが流れる電話交換機を設けた

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 1988年にシャツ専門ブランドとしてスタートし、現在ではメンズ・レディスウエア、フレグランス時計、アクセサリー類と幅広く展開。裏地や袖口、ボタンの糸の色、刺しゅうなどディテールにこだわったアイテムをそろえる。アメリカやフランス、オーストラリアなどにも直営店を出店している。

 国内1号店となる同店の店舗面積は地下1階と1階合わせて約442平方メートル。店舗デザインをビスポーク(オーダーメード)スタイルで行っており、各店でコンセプトが異なるのが同ブランドの特徴。同店は「アナログ時代の古いテクノロジーとし先端テクノロジーをミックスした、デジタル世代のコミュニケーションのかたち」をコンセプトに据える。

 1950年代のハニカム柄の壁紙にインスパイアされた壁面は、真ちゅうやブロンズ、シルクが特徴のパネルで表現したほか、古い電気部品をモチーフにしたオリジナルの3D壁紙も一部取り入れた。1階の床はオークとライムストーンの寄せ木張りで仕上げ、地下1階の床にはプラッシュ(ビロードの一種)のカーペットを敷いた。壁面やレジ近くのガラスケースの中、什器の上などにはビンテージのテレビやラジオ、タイプライター、カメラなどをディスプレーし、柱には電線を巻き付けた。フィッティングルームには電話の形をしたライトを設置。地下1階へ向かう階段壁面には、LEDフラッシュとファイバーオプティックライトを備えた電話交換機を設け、ジャックを入れ替えるとメッセージが流れるようにした。エントランス近くに設けた改造したロンドンブラックキャブの一部には座ることもできる。

 中心価格帯は、レディス=シャツ1万5,000円ほど、ジャケット3万円~4万円、ワンピース2万円~2万5,000円、シューズ2万円ほど、バッグ2万5,000円ほど、時計1万円ほど、ブレス・リング5,000円ほど。ドレス系の「ラングリー」ラインのドレス7万円前後(以上レディス)。メンズ=シャツ1万5,000円ほど、ボトムス2万円ほど、ベルト1万円弱、カフス7,000円ほど、シューズ2万円ほど。フォーマルな「パッション」ライン、クラシックな「アーカイブ」ラインのシャツ2万円弱、ジャケット4万5,000円ほど。ラグジュアリーコレクション「グローバル」ラインのシャツ3万円弱、ジャケット10万円ほど、スーツ13万5,000円ほど。

 日本限定アイテムとして、レディス=日本地図やJAPANの文字、ユニオンジャックなどをプリントした財布(1万5,800円)やポーチ(3,500円)、日の丸などをデザインしたエナメルのトートバッグ(5,600円)を、メンズ=犬の刺しゅうを施したカットソー(1万6,650円)やちょうネクタイ(7,000円)などを、それぞれ取り扱う。

 同社ラッコ・バコ社長は「クオリティーは高いが価格は優しい。20代の若者から50代など上の世代の方まで全ての方にご来店いただければ」と話す。

 営業時間は11時~20時。

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