恵比寿駅東口エリアに2月、札幌ラーメン店「さっぽろ純連 恵比寿店」（渋谷区恵比寿4、TEL 03-3411-8720）が移転オープンした。経営はミキフード（札幌市豊平区）。

店内にはカウンターのみで16席を用意する

　1964（昭和39）年に札幌市内で開業した同店。当初は「すみれ」と読んでいたが、1983（昭和58）年に現在の呼び名「じゅんれん」に改めた。現在、札幌店のほか、仙台店（仙台市）、東京店（新宿区）を展開しており、恵比寿店は立川から移転した店舗となる。

　店内はカウンターのみで16席を用意。黒や茶色を基調にしたファサードには、立川店で使っていた木の看板をディスプレー。店内は白色の壁面に木目のカウンターを設けた。

　ラーメンのスープは豚骨（ゲン骨）と豚足をベースに、魚や野菜、昆布などを煮込んだもの。メニューは、創業時から変わらない製法で作っているという「みそラーメン」や、創業以来継ぎ足しで使っているしょうゆダレを使った「しょうゆラーメン」（各850円）、自家製の辛みそを使った「辛みそラーメン」（950円）など。トッピングはメンマ・味玉・バター・コーン（各100円）などを用意する。客単価は1,000円ほど。

　オープン後、男性客が8割ほどだというが、立川の店よりも女性客の比率が上がったという。秋本博樹店長は「立川とはまた客層が違うので、恵比寿のお客さまにも満足していただける店にしていきたい。教えてもらった味を守りつつも、お客さまのニーズにも応えていければ」と意欲を見せる。

　営業時間は11時～23時（3月末までは20時まで）。