恵比寿駅東口エリアに2月4日、オイスターバー「FISH HOUSE OYSTER BAR 恵比寿東口店」(渋谷区恵比寿1、TEL 03-6408-5393)がオープンした。経営はカスケード(恵比寿西1)。
2010年、オーナーシェフの松下敏宏さんが「恵比寿西1丁目」五差路交差点に1号店(本店)を出店。当初より多店舗展開を考えていたが、具体的な計画は決まっていなかった。昨年、同所に店を構えていた松下さんの元上司であるシェフが手掛けるフランス料理店「アタゴール」が移転する話を受け、同所への出店を決めた。
店舗面積は約10坪で、席数は15席を用意。居抜きで出店した同店は、ベージュの壁面、木目の床などはそのままに、新たにカウンター席を設けたほか、テーブル・椅子は新しいものを置いた。本店同様、営業時はカウンターにカキをディスプレーする。
メニューは本店と基本的に同じで、生ガキは常時8~9種をそろえる。現在は、オーストラリアの「キャビアオイスター」(1ピース=480円、6ピース2,850円)、長崎の「九十九島」(同=380円、同=2,250円)など。オリジナルソースで食べる「シンプル焼きガキ」(740円)や自家製フォカッチャと食べる「カキのガーリックオイル煮(オイスターアヒージョ)」(1,260円)などのカキ料理のほか、アサリやベーコン、玉ねぎ・ジャガイモなどの野菜を使った「ニューイングランド風クラムチャウダー」(ハーフ=740円、フル=980円)、鎌倉の野菜を使った「オイスターバーのオイスターパエリヤ」(ハーフ・2~3人前=1,980円、フル・3~5人前=2.980円)などのメニューをそろえる。
オープン後は30~50代の近隣で働く人の利用が多く、女性1人での来店もあり、「女性客の方が少し多い」という。マネジャーの林泰宇さんは「その時々のおいしい旬のカキを、ワインと一緒にお伝えできれば。本店同様、地元に根差した店として近隣の方々に楽しんでいただける店づくりをしていきたい」と話す。
営業時間は17時~23時(ラストオーダー、土曜・祝日は15時~)。日曜定休。