代官山に1月27日、「九州ラーメン元祖柳屋 代官山店」(渋谷区猿楽町、TEL 03-6277-5338)がオープンした。経営はみやま産業(福岡県みやま市)。
福岡県みやま市で40年以上営業する「柳家食堂」のオーナー夫婦の長男・柳詰啓二さんと次男・道徳さんが出店した同店。世田谷などに展開する「柳屋ラーメン」は本店からのれん分けした店であるため、直営での県外出店は今回が初めて。
店舗面積は約21坪で、席数は38席を用意する。ファサードは本店をイメージしたほか、店内は木目や茶色を基調に仕上げた。エントランス上部の看板やラーメンの丼などには、本店店主の顔をイメージしたイラストを掲出しているほか、看板には「私が作ったとばい!!」の吹き出しも。
ラーメンは、本店の元だれ、とんこつスープに「改良」を加えるほか、本店同様オリジナル麺を使う。メニューは、「柳屋ラーメン」(600円)、「味玉ラーメン」「ネギラーメン」(700円)など6種のラーメンのほか、ベースのスープは同じだがしょうゆだれを換える「ちゃんぽん」(750円)を用意。ちゃんぽん以外の麺の硬さは「粉落とし」「はりがね」「バリカタ」「硬め」「ふつう」の5段階から選ぶことができる。ほかにも、「半焼き飯」(300円、スープ付きは650円)、ギョーザ(3個200円、6個350円)、「鶏空揚げ」(480円)などもそろえる。
オープン後は、30代の近隣企業のビジネスマンを中心に来店。男女比は8対2程度。「ちゃんぽんを東京で提供するのは初めて。両親が40年以上やってきた店なので、東京でも食べていただければ」と話す。
現在の営業時間は11時~22時30分(ラストオーダー)。