恵比寿駅東口エリアに1月23日、フカヒレレストラン「自由が丘 蔭山楼 恵比寿店」(渋谷区恵比寿3、TEL 03-3444-5155)がオープンした。経営は日本フレックス(港区南青山6)。
2009年、京王プラザホテル(新宿区)などの有名中華料理店で修業後、旧京王プラザホテル高松や筑紫樓恵比寿店の料理長などを歴任した蔭山健一さんが自由が丘に1号店をオープン。2店舗目の出店先を探す中、かつて筑紫樓恵比寿店が店を構えていた同所が1年ほど空いていたのを知り、同所への出店を決めた。
店舗面積は約24坪。席数は26席を用意。店頭にはアーティストが手描きした龍の看板を掲げるほか、エントランスから客席フロアまでの通路壁面には、アオザメとヨシキリザメの尾びれを展示する。店内は白や黒、茶色を基調に「ゆっくりできる」空間に仕上げた。
気仙沼や中国、フィリピンなどのフカヒレを使うほか、葉県産の滋養卵「紅孔雀」、三浦半島の朝採れ野菜、製麺企業・浅草開化楼(台東区)の麺を使うなど食材にもこだわる。フカヒレ料理のほか、鶏の手羽先肉を8時間ほど煮込んだオリジナルスープが特徴の白湯塩そばも「名物」。
ランチメニューは、「名物こだわり麺鶏白湯塩そばセット」(1,500円)、「ふかひれ煮込みあんかけそば または ご飯セット」(2,000円)などセット4種、ランチコース2種を用意。ディナーには、7品の「蔭山シェフのおすすめコース」(2人より、5,000円)、8品の「豪華フカヒレ満喫コース」(同、8,000円)など3種のコースをそろえる。そのほか、「こだわり麺の名物鶏塩らーめん」(1,200円)、「ふかひれ煮込みあんかけご飯」(1,800円)、「ヘーゼルナッツ風味のTANTAN麺」(昼=1,200円、夜=1,300円)などの単品メニューも。
オープン後の来店客は30~40代の近隣住民が中心で、男女比は4対6程度。「(自由が丘店は)近隣のマダムの方々が中心の店になっているので、(恵比寿店は)老若男女関係なくご来店いただければ」と料理長の柳下真吾さん。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~22時30分。2月は水曜定休(3月以降は未定)。今月16日から、「ふかひれ煮込みあんかけそばセット」(2,000円)を限定で半額提供する。