原宿の「ART・IN・GALLERY」(渋谷区神宮前4、TEL 03-3402-0191)で1月17日、芸大生・美大生らによる企画展「花と馬と薔薇(バラ)とポニー」が始まった。
東京芸術大学3年の小磯竜也さん、アーティストの内山彩乃さんが、アートに詳しくない人、関心がない人も楽しめるようにと企画。「私の中に作品(商品)を、少しでも多くの見知らぬ人の家や壁や棚に飾る。」をテーマに、販売することを前提に絵画・雑貨などを制作した。
作品は、小磯さん=「たこさんウインナー」や卵焼きなどおかずのフィギュアが入ったカプセルトイ(1回200円)、スナップショット「ふあんていなモングレル」(100円)、絵画「アフリカの動物たちとおいしそうな食べ物」(1,500円)ほか。内山さん=おしゃれな女の子「おしゃまさん」ブローチ(1,200円)、ぬいぐるみ(500円~)など手縫いで作った作品。
ほかに、同大1年・小林みなみさん=ろうで作ったキャンドル(600円)、カーテン飾り(250円)ほか、同大2年・盛田亜耶さん=女性をモチーフにした絵画ほか、同大3年・森下絵里奈さん=を皮や布などで作ったシューズ型のピアス(1,500円)、オブジェ(2,000円~)、同大3年・横山麻衣さん=皮を加工して作ったピアス(600円)ほか、武蔵野美術大学2年・谷井夕菜さん=版画作品、絵画を中心に制作している中間有紀さん=「風景」をテーマにした針金のオブジェなども。
小磯さんは「アートだからと敷居を高くせずに、通りかかった方も、近くの古着店や雑貨店に入るのと同じ感覚で気軽に立ち寄っていただければ」と話す。
開催時間は11時~21時(最終日は17時まで)。入場無料。今月23日まで。