原宿通りに12月13日、スンドゥブ専門店「ソウルイン」(渋谷区神宮前4、TEL 03-6434-0108)がオープンした。経営はカルチャースクール運営、雑貨販売、飲食、出版などを手掛けるブラスアンドカンパニー(豊島区)。
1号店となる同店。スンドゥブ店は「女性客に人気が高い」ことから、同店は「もう少し男性向け」に「早くて安くてうまい」をコンセプトに掲げ、券売機を導入したほか、5分~6分でスンドゥブを提供できるよう工夫した。
店舗面積は約20坪。席数はカウンターのみで14席を用意。2階に位置する店舗の外では「辛さ」を連想させる赤色の看板が目を引くほか、店内は「ナチュラル感」「清潔感」を演出。男性客が入りやすいようにシンプルな内装に仕上げた。
豆腐は店舗で作る柔らかめの豆腐を使うほか、スープは牛肉や野菜、魚を煮込み、自家製コチュジャン、数十種類をブレンドしたタテギ(うま味調味料)を加えて作る。スンドゥブは6種を用意。豚肉・鶏肉・あさり・豆腐・ネギ・シメジ・タケノコ・卵が入った「ソウルインスンドゥブ」(スンドゥブ・ご飯・卵の単品=580円、単品にサラダ・キムチが付くセット=730円)、下味をつけてスンドゥブのスープで煮込んだ牛すじが入った「牛すじスンドゥブ」(同=720円、同=870円」、「カレーチーズスンドゥブ」(同=650円、同=800円)など。
ご飯は追加50円で大盛りにするほか、お代わり(120円)にも対応。辛さは普通と中辛を用意するが追加250円で「激辛」に変更できる。トッピングでは、チーズやトッポギ(各70円)、キムチ(100円)、韓国のり(120円)なども用意。ドリンクはナシジュース(200円)、マッコリ(350円)、ビール(450円)ほか。客単価は750円前後。
同社飲食事業部広報の藤木由香さんによると、オープン後の来店客は20~30代が中心で、男女比は4対6程度だという。
営業時間は11時~23時。同社は年内、首都圏に10~20店舗の出店を計画している。