中目黒に12月9日、シャルキュトリーと熟成肉のテークアウト専門「フレンチデリカテッセン カミヤ」(目黒区青葉台3、TEL 03-6416-4591)がオープンした。経営はブーシェリー(目黒区祐天寺)。
同社社長でオーナーシェフの神谷英生さんが、ジビエ料理「ラ・ブシェリー・デュ・ブッパ」(目黒区祐天寺1)に続く2店舗目として、閑静な住宅街に開いた。主婦層をターゲットに据える。
店舗面積は22坪。「フランスの肉屋」をイメージしたという店内は白や茶色を基調に、シンプルで明るい内装に仕上げた。店内中央には、庫内側面と背面に敷き詰めた岩塩から出るマイナスイオン効果が肉のうま味を引き出すという「ヒマラヤ岩塩熟成庫」を導入した。
「ラ・ブシェリー・デュ・ブッパ」で提供しているカモ、イノシシ、鹿などの熟成ジビエ肉のほか、パテ、ローストビーフ、新たに作ったハムなどのフレンチ総菜を常時40種類そろえる。商品は「ジャンボンドパリ(伊豆天城産黒豚)」(100グラム、525円)、「ジャンボンクリュ(幻霜豚生ハム)」(50グラム、1,500円)、「パテドカンパーニュ(豚肉のパテ)」(同350円)、「熟成キジ鍋折り詰め」(ムネ・モモ・ササミ500グラム、9,000円)、「青首カモすき焼き鍋折り詰め」(1万500円)、「サーロイン上300グラム×2 カフェドパリバター付」(6,800円)、オードブルセット(魚沼産美雪マスの瞬間薫製、幻霜豚生ハム、青首カモスモーク、長野県産冬野菜バーニャカウダほか、5~6人前、1万6,000円)など。
神谷さんは「いずれ地方への進出も考えているため、その製造ラインのモデルケースとして本格的設備を備えた物販店をオープンした。レストランと物販では体質が異なり大変なことも多いが、幅広いお客さまのニーズに応える経験が今後役に立つと信じている」とし、「シャルキュトリーは弊社の主力商品。原料からこだわったハムやソーセージを、もっと気軽に楽しんでいただける店になれば」と話す。
営業時間は11時~19時。月曜定休。