SHIBUYA109(渋谷区道玄坂2、以下109)で1月2日、初売りが行われ、開館前から各ブランドの福袋を求め約5000人が行列を作った。
毎年、夜中から並ぶ「徹夜組」も多く見られる109の初売り。例年同様、先陣を切って福袋の販売を始めたのは人気ブランド「セシルマクビー」。混雑を避けるため、地下2階特設会場で販売をスタート。全館の営業開始は昨年と同じ6時45分となった。
オープンと同時に警備員誘導の下、来店客が館内に足を踏み入れた。中には一目散に目当てのショップへ走っていく客も見られ、警備員らは「走らないでください」と声を張り上げていた。「福袋こちらです」「アウターやワンピースまで入って1万円です」など各店スタッフの声が響き渡る館内は、あっという間に福袋2・3個を抱えた人などであふれた。
7時を過ぎると早くも福袋を購入した来店客が同館エントランス付近の広場で福袋を開封し中身をチェックする人の姿が。開封した商品の中で趣味やサイズが合わないものなどを手に、「この服、交換しませんか~」などの掛け声が響き渡る恒例の「交換会」が始まった。
1日19時ごろから並んでいた豊田楓さん(17)と髙木美雪さん(18)は「アンクルージュ」や「チュチュア」など目当てのブランドの福袋を手にした。「初」参戦した髙木さんは「テレビのニュースでは見たことがあったけど、すごい」と驚いた様子だった。市川市在住の出雲愛美さん(18)は「開けた時の満足度は50%くらいだったけど、交換して85%くらいになった」とも。