セルリアンタワー(渋谷区桜丘町)地下2階「能楽堂」(TEL 03-3477-6412)の運営者が12月1日、東急セルリアンタワー(同)から東急文化村(松濤1)に移行した。
セルリアンタワーは2001年東急電鉄の旧本社跡に建てられた超高層複合施設。能楽堂では能のによる主催公演を中心に、伝統文化の発信や「異文化との共演」などを行っている。
東急文化村はこれまで、「Bunkamuraチケットセンター」での同所公演のチケット販売協力、オリジナル公演の企画・制作などを手掛けてきた。同所運営受託後は「伝統と格式」を守った自主公演を核に、「伝統芸能のさらなる普及・発展」と同所の認知度向上を目指すという。
同社は同所のほか、現在改装休館中の複合施設「Bunkamura」(道玄坂2)、2012年4月に開業する商業施設「渋谷ヒカリエ」(渋谷2)内の劇場「東急シアターオーブ」(21012年7月18日オープン)の運営も手掛ける。東急グループの文化施設3拠点の運営を手掛けることで「渋谷の文化シーンをさらにリードしていく」という。