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表参道イルミネーション点灯-LED65万球、初のイメージキャラに「フェアリーズ」

ケヤキ96本などのケヤキに65万球のLEDを装飾した

ケヤキ96本などのケヤキに65万球のLEDを装飾した

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 表参道・日本看護協会ビル(渋谷区神宮前5)敷地内で12月1日、ケヤキ並木のイルミネーション「Fairies 表参道イルミネーション2011」点灯式が行われた。主催は商店街振興組合原宿表参道欅会と表参道イルミネーション実行委員会。

点灯式にはダンスグループ「Fairies」らが参加した

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 表参道では1991年から1998年まで、恒例で行われていたケヤキ並木の大がかりなイルミネーションが見物客に対する周辺住民の不満などから中止になっていたが、2009年、11年ぶりに復活した。今年のテーマは「原宿 表参道から日本各地へ感動と元気と笑顔を発信」。同所のイルミネーションで初の試みとなるイメージキャラクターにダンスグループ「Fairies(フェアリーズ)」を起用した。

 イルミネーションは神宮前交差点から神宮前第二歩道橋までのケヤキ96本、神宮前交差点~青山通りまでの低木に、節電を考慮し昨年の約90万個から数を減らした約65万球を装飾。取り付けるケヤキの本数も153本から96本に減らした。

 今年は宮城県仙台市で毎年12月に開催されるイルミネーション「SENDAI光のページェント」(今月2日~31日)の開催支援も実施。同所で使っているLED約6万球を無償で貸し出しているほか、10月中旬からは欅会加盟店舗に募金箱を設置。表参道イルミネーション点灯期間中神宮前交番横の「まちかど庭園」周辺の3本のケヤキの木には「SENDAI光のページェント」のイルミネーションLED計約1万2000球を装飾し、1本は「ねがいの木」として東北や「大切な人」に向けてメッセージを記入して取り付けられるようにする。表参道イルミネーションのLEDが「淡い(シャンパン)ゴールド」なのに対し、「SENDAI光のページェント」のLEDは赤み・黄みが強い色になっている。

 点灯式にはフェアリーズのメンバーや商店街振興組合原宿表参道欅会理事長で表参道イルミネーション実行委員委員長の松井誠一さん、桑原敏武渋谷区長らが参加。「SENDAI光のページェント」について、松井さんは「仙台は、東北・日本の復興のシンボルとして何が何でも開催すると決意された。応援したいという思いでLEDを貸し出している。(表参道イルミネーションを)1人でも多くの方にご覧いただいて来年に向けて希望を抱いていただければ」と話し、桑原区長は「東日本大震災で全国の人が心を痛め、(表参道エリアへの)来街者も減ってきたと思うが、頑張ろう日本という思いで、みんなが笑顔でなくてはいけないと思っている。(表参道イルミネーションを)希望の光として元気を取り戻してほしい。日本人には活力・元気があり、勤勉で協力することができる。日本がさらに発展することを願う」とも。

 イメージキャラクターに選ばれたことについて、フェアリーズの伊藤萌々香さんは「昨年も表参道を通って、きれいだと眺めていたので本当に光栄」とコメント。同イルミネーションの公式ソングで、期間中毎日同エリアで流れる「HERO」(今月21日発売)を披露した後、カウントダウンセレモニーでは10秒前からカウントダウンを行い、フェアリーズのメンバー7人がスイッチを押すと一斉にイルミネーションが点灯。拍手と歓声が起こった。

 点灯時間は日没~21時(「まちかど庭園」は17時~)。今月2日~2012年1月3日まで(「まちかど庭園」は今月25日まで)。

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