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写真美術館でアジアの短編映画上映イベント-3分11秒の作品も

ベルリン映画祭2011で短編映画金熊賞を受賞した「波瀾万丈/Night Fishing」(パク・チャヌク監督)より

ベルリン映画祭2011で短編映画金熊賞を受賞した「波瀾万丈/Night Fishing」(パク・チャヌク監督)より

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 東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内、TEL 03-3280-0099)で10月27日から、短編映画などを上映するイベント「フォーカス・オン・アジア&ワークショップ」が開催される。

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 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル& アジア(SSFF&ASIA)」が、東京国際映画祭の連動企画として、SSFF&ASIAで紹介してきた作品の中から選んだアジア作品を上映する同イベント。

 今回、「パープルマン/A Purpleman」(キム・タクフン監督、ユ・ジニョン監督、リュ・ジノ監督、パク・ソンホ監督)などSSFF&ASIA2011の受賞作品のほか、iPhone4で撮影し、ベルリン映画祭2011で短編映画金熊賞を受賞した「波瀾万丈/Night Fishing」(パク・チャヌク監督)、カンヌ映画祭2011短編コンペティション短編部門で日本映画として45年ぶりにノミネートされた「ふたつのウーテル」(田崎恵美監督)、ベネチア映画祭2011で上映された平林勇監督のアニメーション「663114」などを上映。

 ほかにも、東日本大震災にちなみ3分11秒で制作されたショートフィルムを上映する「3.11 A Sense of Home Films」も展開。「家族・ふるさと・祖国への思いを世界中の人と考えること」を目的にスタートした同プロジェクトでは、「殯の森」(2007)でカンヌ映画祭グランプリを受賞した河瀬直美監督の呼び掛けにより集まった、女優・桃井かおりさんや写真家レスリー・キーさん、漫画家ウィスット・ポンニミット(タム君)、ポン・ジュノ監督、想田和弘監督など21人が、それぞれ「A Sense of Home(『家』という感覚)」をテーマに制作した作品21作を上映する。

 一般入場券は、1プログラム=前売り1,300円・当日1,500円、3プログラム=前売り3,300円・当日3,800円ほか。今月30日まで。

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