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神宮前にワールド新ブランド「ラギッドファクトリー」-コラボアイテムも

波トタンを使うなど「古い工場をリニューアル」したイメージに仕上げたファサード

波トタンを使うなど「古い工場をリニューアル」したイメージに仕上げたファサード

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 神宮前・明治通り沿いに9月23日、新ブランド「RUGGED FACTORY(ラギッドファクトリー)のフラッグシップショップ「RUGGED FACTORY SHIBUYA」(渋谷区神宮前6、TEL 03-3797-8771)がオープンした。経営はアパレル大手のワールド(神戸市中央区)。

店頭には小型3輪自動車「クッシュマン」を什器として配置した

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 月刊誌「Free & Easy」などの発行やアパレルを中心としたショップ「THE RUGGED MUSEUM」(北青山2)の運営などを手掛けるイースト・コミュニケーションズ(同)との業務提携により立ち上げた同ブランド。ショップオープンに先駆け、今年の春夏シーズンからECサイトで展開していた。

 ブランド名の「ラギッド」は直訳すると「粗野な」「武骨な」を意味するほか、「男らしい」「ごつごつした」などとも訳される。「20世紀のワークウエアを研究し、21世紀のワークウエアを創造する」をコンセプトに、ワークウエア、ミリタリーウエア、アウトドアウエアなどからインスパイアされる「ラギッドなファッション」を提案する。

 店舗面積は30坪。「古い工場をリニューアル」したイメージのファサードには波トタンを使うほか、エントランスには鉄板の引き戸をはめ込んだ。「トラッドベースの空間」に仕上げた店内は、店頭には小型3輪自動車「CUSHMAN(クッシュマン)」を什器として配置するほか、天井からは仮設灯をつるし、スチールのパイプで組んだオリジナルのハンガーラックと棚を使うなどした。店内奥のスペースはウッディーなイメージにしたほか、カウンター背面にはポテトボックスをアレンジしたストックボックス114個が並ぶ。

 商品は、米ワークウエアブランド「Cararrt(カーハート)」の別注デニムで、ハートのステッチを後ろのポケットにあしらうなど1940年代のディテールを再現した「HEART POCKET DENIM PANTS」(2万2,890円)やセルビッチ(=生地の耳)を裾の両脇に使用したほか、オリジナルのユニオンチケットをつけるなどしたボタンダウンシャツ(7,140円)などをそろえる。中心価格帯は、シャツ=7,000円~9,000円、ベスト=9,000円~1万5,000円、デニム=1万2,000円~、シューズ(ブーツ)=2万8,000円~、パンツ=8,000円~1万5,000円、ブルゾン・ジャケット=1万5,000円~2万8,000円ほか。

 オープン記念商品として、同誌と「蜜月な関係」の職人6人に依頼したアイテムを販売。ビンテージのバターナイフをフェザーに見立て、アメジスト入りの一つ目スカルを配置するなどした「SKULL FETHER」(8万1,900円)など、シルバーアクセサリーを扱う「STOP LIGHT」(恵比寿西1)の高山隆さんが手掛けたアイテム3点や、ハンドメードでレザーやシルバーアイテムを手掛ける「ラッキージョン」代表の鈴木誠さんが手掛けたバッグで、本体はエルクスキンレザー、ショルダー部分は牛革を使うなどした「ELKSKIN MINI SHOULDER BAG」(3個限定、3万9,900円)ほか。

 同社プレス担当の増田耕平さんは「ラギッドのスタイル、世界観を20~30代の若い世代などより多くの方にも広めていければ」と話す。

 営業時間は11時~20時。9月12日には、同誌別冊「RUGGED FACTORY STYLE BOOK」(500円)も発売。同誌は不定期で発行していく。

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