渋谷・井の頭通りの商業ビル「ちとせ会館」(渋谷区宇田川町)地下1階に8月22日、和食・アジアン個室居酒屋「FAT-BUDDHA TOKYO(ファットブッダ東京)」(TEL 03-5428-0230)がオープンした。経営はダイヤモンドダイニンググループのシークレットテーブル(港区)。
同店は同社が2002年から展開していた和食店「だいぶつころころ」をリニューアルしたもの。「和食の可能性」を広げるため、「エレファントカフェのエッセンス」を取り入れ、和食とエスニックを「融合」した。同社の新ブランドとして「和ジアン料理」を提供する。
店舗面積は223坪。席数は2人用~30人用までの個室47室など363席を用意する。「西洋から見た日本」をテーマに「和ジアンな空間」を演出する店内。ファサード周辺から店内通路は赤を基調に仕上げたほか、エントランスには横たわる大仏のオブジェをディスプレーするほか、店内には高さ5メートルの大仏を配置するなどしている。
メニューは、牛・豚・鶏・羊の4種を用意する肉、カニ、貝類、野菜、豆腐など全12種のトッピングを選ぶことができる「FAT BUDDHA式上海ジャンク鍋」(980円)や「エビととびっこの生春巻き チリソース」(680円)、「アボカドの生湯葉春巻き バジルソース」(780円)など5種をそろえる生春巻き、「炭焼き ポークスペアリブ西京味噌焼き」(880円)、サーモンやかんぱち、マグロ、エビフライ、アボカドなどを使ったロールずし「FUJIYAMA」(4~8人向け、3,776円)、「白玉とゴマ団子 温かいお汁粉のスープ」(580円)、「チョレートフォンデュ『GOEMON』」(880円)など。
110種以上を用意するドリンクは、ビールや日本酒、梅酒(いずれも480円~)などのほか、オリジナルメニューとして、オリジナルハイボール「仏陀(ぶっだ)ボール」(4種、各480円)、ジン・ジャスミンティー・ジンジャーエールを使ったカクテル「少女時代」(680円)、マリブ・牛乳などを使った「魅惑のおちち」、カルピス・唐辛子焼酎・ジンジャーエールを使った「媚薬(びやく) #69」(各880円)などもそろえる。客単価は3,200円。
来店客は20~30代が中心。リニューアル後は、店内の大仏前で記念撮影する利用客の姿が多く見られるという。「土地柄、若いカップルはもちろんだが、50~60人までご利用いただける空間もあるので、会社帰りの宴会などにも活用いただければ」と同社営業本部広報担当の荒清彦さん。「『ちょっと風変わりな日本のレストラン』というニュアンスで、外国人観光客の方にもご利用いただければ」とも。
営業時間は17時~翌5時(月曜は23時まで)。