恵比寿駅西口・駒沢通り沿いに7月、ソフトクリーム専門店「Bonne Fille(ボン フィーユ)」(渋谷区恵比寿西1、TEL 03-3496-0571)がオープンした。経営はウプス(横浜市青葉区)。
恵比寿駅東口エリアで15年以上営業を続けるカフェ「RueFavart(リュ・ファーバー)」(恵比寿3)を運営する同社が出店。同店人気メニューの一つでもあったソフトクリームを20代後半以上の女性をターゲットに、スパイスや苦み、酸味をキーワードにしたメニューで「新しい大人のデザート」として提案する。
テークアウトが中心だが、店内にもイートイン4席を用意する。ファサードと店内の壁面はピンクを基調に仕上げたほか、カウンターに装飾したタイルや木目調の什器を置など、茶色をアクセントに使用した。
カフェでも提供している、「ナッツアンドレーズン」(490円)、「ダークチェリー」(510円)、「プレーン(バニラ)」(430円)などのメニューに加え、同店オリジナルメニューも用意。現在は、バニラベースの「塩アズキ」(470円)や「オレンジバルサミコ」(590円)などのほか、新たな試みとして、ヨーグルトベースの「バナナ アンド キウイヨーグルト」(550円)などもそろえる。ソフトクリームの下には玄米フレークを敷き、注文時にコーンとカップのいずれかを選ぶことができる。アイスティー、アイスコーヒー(各380円)などのドリンクも用意。客単価は500円弱。
オープンから2カ月。20代後半~50代、親子連れなどが幅広く来店。男女比は3対7程度で、カフェ利用客やリピーターも多いという。「カフェが培ってきたものを崩さないようにすることに一番気を付けている」と米長佳成子店長。「恵比寿は少し下町のような雰囲気があるので、人と人とのつながりを感じる。売るだけではなくコミュニケーションなどを通じて、何かが生まれれば」とも。
営業時間は12時~21時。