代々木公園イベント広場で9月2日~4日、「第6回ブラジル・フェスティバル」が開催される。主催は在日ブラジル商業会議所。
2006年に明治公園でスタートし、翌年から代々木公園に移転し開催する同フェス。ブラジルから来日するアーティストのライブやワークショップ、飲食や物販のブースなどを展開する。
ステージでは、ブラジリアンカントリーミュージックやブラジル・バイーア地方のサンバ・サンバヘギを演奏する「Bloco BARRAVENTO(ブロコ・バハヴェント)」、ポップロックグループ「BANDA BLITZ(アンダ・ブリッツ)」のパフォーマンスなどを展開。最終日には、毎年浅草の風物詩として開催されている「浅草サンバカーニバル」(今年は開催中止)が披露される。開催日程や時間は同フェス公式サイトで確認できる。
場内にはブラジル式バーベキュー「シュハスコ」や豆・豚肉・牛肉を煮込む「フェイジュアーダ」などのブラジル料理、ブラジルのファッションやアクセサリー、音楽CD・DVDなどを販売するブース約40店が出展。今年は初めて、ブラジルの郷土料理を販売するブースも並ぶほか、東北地方の物産品を販売するブースも「特別」出展。同ブースでの売り上げは全額、被災地復興に充てられる。
同会議所会頭・川上オズワルドさんは「今年で6回目を数える当会議所主催の当フェスティバルは、日本とブラジル両国の商業と文化交流の促進を目的としている。今年は東日本大震災の後ということもあり、震災や津波で被害に遭われた方々のブースを用意し、震災復興の一助とする。ブラジルの物産や料理、そして音楽を楽しみたい全ての方々を招待する」とコメントしている。
開催時間は11時~19時(2日は15時~)。入場無料。