渋谷で8月6日より、NPO法人日本ガーディアン・エンジェルス渋谷支部が「Guardian Angels Week in SHIBUYA 2011」を展開している。
「Guardian Angels Week」は、同NPOが1999年から毎年展開している犯罪防止啓発キャンペーン。夏休みの期間中、24時間態勢で「街を見守る」プログラムとして渋谷から始まり、現在では横浜・池袋・京都などにもその活動は広がっている。
期間中、各地から集まった同NPOのメンバーが、空き缶や吸い殻などのゴミ清掃、落書き防止や、駅構内などの防犯パトロールを集中的に行うほか、泥酔者対応・けが対応なども普段通り対応。今年は「情報発信」にも力を入れ、同キャンペーン専用のホームページを開設し活動記録や対応事例などを随時報告していく。
ハチ公前広場には6日・7日、ブースを特設。渋谷を訪れる観光客などへの道案内や資料配布、自動体外式除細動器(AED)に関する情報提供などを行う。開設時間は10時~17時。同広場に置かれている東急5000系車両内では同NPOの活動などをパネルで紹介している。
同支部笠野友章支部長は「近年、渋谷の街も落ち着いてきたので、目に見える犯罪は少なくなってきた」としながら、「場所や時間帯によって雰囲気が変わるので、わずかな変化も見逃さないように意識している」と話す。
8月14日まで。