見る・遊ぶ

秋田の地域映画「ハナばあちゃん!!」、渋谷で上映会開催へ

秋田県大館市・北秋田市を舞台に制作された「ハナばあちゃん!!」より©おおだて映像計画LLP

秋田県大館市・北秋田市を舞台に制作された「ハナばあちゃん!!」より©おおだて映像計画LLP

  • 0

  •  

 渋谷で8月7日・8日、秋田県大館市・北秋田市を舞台にした地域映画「ハナばあちゃん!!~わたしのヤマのカミサマ~」が上映される。会場は、渋谷区文化総合センター大和田「さくらホール」(7日、渋谷区桜丘町)と「オーディトリウム渋谷」(8日、円山町)。

[広告]

 「地域活性化を映像で!」という経済産業省主導のコンテンツ振興政策に携わっていたことがきっかけで製作された同作は、着想から3年を経て今年2月に完成。大館市・北秋田市を舞台に、地域の良さを「人の優しさ」「自然を身近なものとしている生活とその精神性」とし、そのシンボルに「おばあちゃん」「山の神様」とした。

 「喫茶おだて」は、切り盛りしていた「ハナばあちゃん」(京田尚子さん)が病に倒れなくなってしまったことからにぎわいをなくしてしまう。孫娘の「実香」(入山法子)さんは店を守ろうと後輩をアルバイトに雇い奮闘するも、実香の料理はまずくて食べられない。そうした中、店に地元の人間ではないと思われる客が訪れ「事件」が起こる。その事件を通し、店に出入りする客たちが抱えていた問題が克服されていくストーリー。同作には地元のエキストラも出演している。製作は「おおだて映像計画」(秋田県大館市)。

 これまでに地元・秋田での上映を重ねてきたほか、東日本大震災被災地での上映なども行ってきた。渋谷駅前に像が設置されているハチが大館市出身であることから、両地域の青年会議所がかねてより交流を持っていたことから、渋谷での上映会開催が決まった。

 「(大館・北秋田は)日本の原点のような田舎。東京の方がご覧になったら『テンポが遅い』と言われるが、地元で見るとしっくりくる。その空気感を味わってほしい」とエグゼクティブ・プロデューサーの三代川透さん。「地元(大館・北秋田)出身の方にはぜひ見ていただきたい」とも。

 上映に伴い舞台あいさつも行う。7日の上映前には主演の入山さんをはじめとする出演者らが、8日には京田さんが、それぞれ登壇を予定する。

 上映時間は、7日=19時~、8日=18時~、21時~(いずれも開場は30分前)。前売り券は、大人=1,200円、学生=1,000円、中学生以下=800円ほか。現在チケットぴあで販売している。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース