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渋谷・桜丘町のビル屋上でミツバチ12万匹飼育-蜂蜜スイーツ初提供へ

巣板を持っているのが「渋谷ミツバチプロジェクト」実行委員長の佐藤勝さん

巣板を持っているのが「渋谷ミツバチプロジェクト」実行委員長の佐藤勝さん

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 渋谷インフォスタワー広場(渋谷区桜丘町)で8月7日に開催される「桜丘フェスタ」で、「渋谷ミツバチプロジェクト」の蜂蜜が初めて提供される。主催はNPO法人「渋谷さくら育樹の会」。

遠心分離器で絞った蜂蜜

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 渋谷ミツバチプロジェクトは「ミツバチマイスター文化協会」が母体となり、今年3月8日から展開しているもの。町内のビル屋上に巣箱4つを配置し約12万匹のミツバチを飼育。これまで5回ほど採蜜を行っており、計約100キロの蜜が採れているという。

 5月に採蜜した蜂蜜は東日本大震災の被災地である南相馬市へ届けたため、渋谷で提供されるのは今回のイベントが初めて。当日は、パンや洋菓子を販売する老舗「パリジャン」協力の下、同店のシュークリームに蜂蜜をかけて販売する。価格は100円で限定400個。15時~18時には、蜂や巣板などを入れたガラス張りのショーケースを会場に用意し見学できるようにするほか、蜂蜜搾り体験も行う。採蜜した蜂蜜はその場でパンにつけて試食することもできる。

 会場には花市場やかき氷・ポップコーン・焼きそばなど売店、マルシェ、ベーカリーなど約10店が出店するほか、13時~15時には地元の民謡などをダンスミュージックにアレンジした楽曲に合わせ小学生~高校生を中心とした子どもたちが踊る「舞祭」のエキシビションなどを開催。日本各地の優勝チームなど6・7チーム、計150人が参加する予定。

 「ミツバチは植物に受粉するほか、人にも蜂蜜やロイヤルゼリーなどの『愛』を与えてくれる。店舗とコラボレーションするなど、活性化につながる活動をしていければ」とフェスタ実行委員長兼同プロジェクト実行委員長の佐藤勝さん。今後は月1回、蜂蜜を使ったイベントを開いていく予定。

 開催時間は12時~18時。参加無料。

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