原宿のイベントスペース「VACANT(バカント)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-6459-2962)で7月30日、カメラと写真の祭り「PHOTOFES2011」が開催される。主催は、第一プログレス(千代田区)が手掛ける雑誌「カメラ日和」。
今年で5回目となる同イベントは、同所を皮切りに、名古屋や札幌、北海道など6都市を巡る。写真展と写真コンテストを中心に「写真クイズ大会」やフリーマーケット&アウトレットショップ、トークショーなどを展開する。
写真展は、公募で集まった写真をつなげて作る「リレー展」や、ウェブサイト「カメラピープル」による恋人たちの写真をエピソードなどと共に紹介する「恋人写真展」、「カメラ日和賞」入賞者の作品を展示する「カメラ日和×Kodak フィルム“LOVE”フォトコンテスト」、フォトブック作成サービス「Photoback(フォトバック)」のホームページ上で活動する写真部による「続・写真部がつくったPOCKET展」などを開催。
「フリーマーケット&アウトレットショップ」(12時~14時)には、同誌で「人気」の写真家やクリエーターが出品する。同誌の表紙を撮影する写真家・masacova!さんは自身の写真をプリントしたTシャツや筆箱など。アラキミカさん、遠藤順子さん、中村亮子さんから成る料理創作ユニット「Goma」は、トイカメラ「SMENA8M」やハーフサイズカメラ「OLYMPUS PEN EE-3」、撮影に使ったテーブルクロスなどの布類など。写真家・長嶺輝明さんはロシア製のフィルムカメラや三脚など。写真店&ギャラリー「monogram」(目黒区)は、トイデジタルカメラ「POCKET DIGITAL CAMERA - SQ30m」などを、それぞれ販売する。
トークイベントは、写真家・藤代冥砂さん「もう、家に帰ろう2」(15時~16時)や、エッセイスト・しまおまほさん、写真家・川島小鳥さん、梅佳代さんによる「アルバム拝見!」(18時~19時30分)を開催。座席での観覧はすでに募集終了しているが、当日は立ち見(無料)も可能(人数が多い際は入場制限あり)。写真家・伊東俊介さんは出張写真展「いとう写真館」(12時~19時、最終受け付けは18時)を開く。料金は撮影・プリント・送料など込みで1万円~。プリントはプリント職人・勢井正一さんによる手焼きモノクロ写真となる。
例年、来場者の7~8割が女性という同イベント。20~30代を中心に10代の専門学生や「写真サークル」に所属している学生、家族連れの30~50代などが幅広く来場している。「写真好きが集まるイベント。催しも盛りだくさん用意しているので、写真やカメラに触れ合うことで、当誌のコンセプトでもある『毎日をさらにハッピーに』となるきっかけになれば」と矢島直美編集長。
開催時間は12時~19時。入場無料。当日、「35ミリフィルム」やハローキティデザインの「iPhone4」用ケースなどを来場者に抽選・先着で進呈する。