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中目黒にサンドイッチ店「シャポードパイユ」-中野から移転リニューアル

自家製無添加ハムや自家製マヨネーズなどを使ったサンドイッチを提供する。写真はオーナーシェフの神岡修さん

自家製無添加ハムや自家製マヨネーズなどを使ったサンドイッチを提供する。写真はオーナーシェフの神岡修さん

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 中目黒に7月6日、サンドイッチ店「Chapeau de paille(シャポードパイユ)」(目黒区中目黒4、TEL 03-6303-0014)がオープンした。

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 オーナーシェフの神岡修さんは20歳の時、登山家で冒険家の植村直己に憧れ北海道から鹿児島まで徒歩で横断。「甘いもの好き」も高じ、旅の途中で「パティシエになりたい」と思い始め、地元兵庫・姫路の「宝塚ホテル」製菓部で働いた後、23歳で修業のため渡仏。パティスリーで半年働き、オーストリアに渡りパティスリーで半年働いた。

 2003年、ケーキ・フランス菓子の「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」(渋谷区猿楽町)に入社。2007年には再び渡仏し、パリのパティスリー「ジャン・ミエ」で研修し、帰国後はレストラン「ル・プレヴェール」(神宮前5)でシェフパティシエを務めた。昨年、「フランスでもよく食べていたサンドイッチを手軽に気軽に毎日食べてほしい」と、中野に自らの店を開業。北海道~鹿児島横断の際にかぶっていた麦わら帽子が雨風から守ってくれたことから、店名は「Sandwicherie むぎわらぼうし」に。店頭のほか、リヤカーでもサンドイッチの販売も行ってきた。

 今回、キッチンの設備拡充などを理由に移転を決意。リニューアルを機に店名はフランス語で麦わら帽子を意味する「シャポードパイユ」に改名した。山手通りを入った住宅街の中にある店舗の面積は約25平方メートル。店内は白と茶色を基調にした。

 パンは2種をブレンドした粉を使い、15時間発酵させることで「うま味を出している」。具材も「作れるものは作りたい」と一部は自家製のものを使用。サンドイッチは、自家製無添加ハム・自家製マヨネーズ・アボカド・トマトが入った「自家製ハムとアボカド・トマト」や自家製ハムとスイス産エメンタールチーズを使った「自家製ハムとエメンタールチーズ」など。具材をバケットで挟むメニュー(各350円~)と、クロワッサンで挟んだメニュー(各300円)をそろえる。ほかに、「発酵バターのクロワッサン」(160円)やアーモンドクリームを乗せて焼いた「フレンチ・トースト~クレームダマンドのせ~」(100円)なども用意。客単価は450円。

 オープン後は近隣住民や企業の人を中心に、子ども連れから年配まで幅広い来店があり、日によっては営業終了前に売り切れになる日もあるという。「価格も抑えているので、毎日とまで言わないが週2・3日ほど食べていただけたら」と神岡さん。

 営業時間は7時~14時。月曜・日曜・祝日定休。

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