神泉駅近くの着物店「京呉館 TOKYO」(渋谷区円山町、TEL 03-3462-1613)1階で現在、浴衣専門コーナー「ゆかたのやかた」が展開されている。
夏季限定企画として展開する同コーナー。作家やブランド別ではなく、「どんな浴衣スタイルで決めるか」というイメージを優先させ、「EARTH」「MUSIC」「MODE」の3テーマ計12カテゴリーで浴衣を紹介する。
アースには、中国や和語では幸福の象徴とされていたことから「ハッピー」をテーマとして提案するコウモリ柄や「南国特有のカラーやモチーフ」をデザインする「エスニック」などを展開。バンドスタイルの鳥獣戯画のデザインなどの「ロック」、マリリンモンローの顔をデザインしたものなど夏の夜が似合うような「ジャジー」などをそろえる「ミュージック」。
そのほかモードでは、アフリカ人デザイナーが手掛けたもので、それぞれコンセプトの異なる「ダカールの月シリーズ」などの「グリッター」、ヘビのウロコや瞳をデザインし「目からウロコ」を表現したものなど独創的なものが多い「アバンギャルド」などをラインアップする。参加ブランドは金子國義、メンズブランド「RASALS」、同店を運営する小田章とhideがコラボレーションした「hide×odasho HI-HO!」など。価格は3万450円~9万9,750円ほど。浴衣はレンタルにも行う(1泊2日、7,700円~)。
「コーディネートの相談などでも良いので遊びに来るような感覚でご来店いただだければ」と平田愛店長。「着物だとハードルが高くなるかもしれないが、浴衣は部屋着のようなものなので、かしこまる必要はない。若い感覚で着こなしてほしい」とも。
期間中、スタイリストによる着付け教室のほか、7月9日・13日、8月7日(各日13時~15時)には、著名人のスタイリングや着付け教室などを手掛ける如月まみさんを講師に迎えた「美人塾」を開講。浴衣の着付けからヘアスタイルレッスン、ネールケアなどを講義する。参加費は9,100円。現在参加申し込みを受け付けている。
営業時間は11時30分~19時30分。8月31日まで。