原宿・神宮前交差点近くの裏原宿エリアに6月17日、ネットを中心に「評判」の商品やまだ商品化されていないグッズなどを扱うセレクトショップ「PHYSICAL TEMPO(フィジカルテンポ)」(渋谷区神宮前4、TEL 03-3401-0541)が期間限定オープンした。
デザイナーいすたえこさん、編集者でゲームデザイナーの伊藤ガビンさん、プランナー牛久保暖さんがセレクターとなり、作家が手作業で作った少量生産のグッズやオンラインショップで販売しているグッズ、市場に出回っていない商品などを集積する同店。毎回コンセプトや品ぞろえなど趣向を変え展開し、5月には渋谷パルコに出店。
2回目の展開となる今回のテーマは「Splash(スプラッシュ)」で、海や夏を感じさせる商品を中心に販売する。取り扱いブランド数は38。編み師「203gow」さんが同店のために制作したクラゲを模した商品や、ぬいぐるみ作家・土壁綾さんが手掛ける「MONYO MONYO」の海の生物をモチーフにしたぬいぐるみ(中心価格1万円~2万円)をはじめ、渋谷パルコでの開催時も人気が高かったという羊毛フェルト作家・のそ子さんの「ポメラニアンゴム」(小=2,100円、大=3,150円)、クリップピン(2,625円)などを扱う。
このほか、プロダクトブランド「gung」による日付スタンプのダイヤル部を顔文字のパーツにしたスタンプ「kaoiro(カオイロ)」(2,835円)や指輪型のUSBメモリ「memoring(メモリング)」(3,150円)、mindyさんの「クラゲブローチ」(2,500円)、「サーカスバッグ」(ダチョウ、2万1,000円)なども。
オープン後は前回の出店時からの客をはじめ、路面であることから通りすがりに立ち寄る人も多く、20~30代の女性客が中心という。「他のお店では見られない、発見があるものが多い。買い物をあまりされない方も、ギャラリーで作品を見るような感覚で気軽にご来店いただければ。(見るだけでも)面白いと思う」といすさん。
営業時間は15時~20時。月曜・火曜定休。8月7日まで。今冬には京都にも出店予定。