東急電鉄(渋谷区南平台町)は7月1日より、東横線、田園都市線など各線でサマータイムなどに向けた夏季臨時ダイヤを実施する。
始業時間の前倒しや休日の変更など今夏予測される企業の節電施策を考慮し、早朝時間帯と土曜・日曜・祝日の運行を拡充する。平日は東横線、田園都市線の上り始発時刻をそれぞれ4時台に繰り上げ、5時台の列車間隔を通常時の約12分から約8分に短縮。渋谷駅ではJR山手線など他社線への乗り換えが1~2本早くなる見込み。
土曜・日曜・祝日については、東日本大震災の影響で通常の8割まで減らしていた運転本数を増やし、田園都市線は終日通常の本数まで戻すとともに6~7時台に3~4本増発。東横線は通常の約9割の本数まで戻し、減便していた特急も通常の本数で運行する。
このほか、目黒線は減便していた特急を土曜・日曜・祝日に限り通常ダイヤに戻すなど各線で夏季臨時ダイヤを導入する。夏季臨時ダイヤは9月22日まで。