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渋谷に「リゾットカレースタンダード」-オリジナル「リゾットカレー」主力に

白や茶色を基調に「柔らかくアットホームな雰囲気」に仕上げた店内。写真はオーナーの高城直弥さん

白や茶色を基調に「柔らかくアットホームな雰囲気」に仕上げた店内。写真はオーナーの高城直弥さん

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 渋谷・桜丘町に5月、リゾットカレーを主力にした「RISOTTO CURRY STANDARD(リゾットカレースタンダード)」(渋谷区桜丘町、TEL 03-6416-3604)がオープンした。

主力メニューの「リゾットカレー」

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 世田谷・代田で立ち飲みワインバル「世田谷BAL」(世田谷区)を手掛けるオーナーの高城直弥さんが2店舗目として出店した同店。「1号店のコピーをやっても面白くない」と考え、新たに「リゾットカレー」を主力に据えた。「締めでリゾットカレーを出すワインバルダイニングのようなイメージ」と高城さん。

 リゾットカレーは、パルメザンチーズのリゾットにトマトベースのカレールーをかけた「イタリアンカレー」。5、6年前に高城さんが働いていた職場で、先輩シェフが作ってくれた味が忘れられず、今回店を出店するにあたり改良を加えメニュー化した。

 店舗面積は約8坪で、席数は18席を用意。女性をターゲットにしていたことから、店内は「イタリアンカフェ」をモチーフに、白や茶色を基調に「柔らかくアットホームな雰囲気」に仕上げた。

 来店客の9割以上が注文するという「リゾットカレー」(800円)は、牛乳を使うことで「クリーミーさ」を加えたリゾットに、オリジナルスパイスを加えたトマトベースのチキンカレーをかける。そのほか、「フレッシュマッシュルームのアンチョビガーリックオイルがけ」「若鶏のレバーといろいろキノコのレバーパテ~バケット添え~」などの1号店でも人気が高いメニューや、タコのミートソースを作り、ご飯と一緒に炊き、薄く延ばしたものにチーズを載せて焼く「タコのラグーとチーズの焼きリゾット」など525円均一のアラカルトを用意。ワインは赤・白共に20種以上を用意する(グラス=525円、ボトルー2,625円)。客単価は3,500円。

 オープンから1カ月がたった。利用客は20代後半~40代前半が中心で、男女比は4対6程度。「当初は『世田谷BAL』を知っている方も多かったが、口コミなどで知った方やリピーターも増えてきた」とし、「『リゾットカレー』という新しいフードを渋谷発信で全国に広めていけたら。食べたら分かるので、一度お越しいただけたら」と話す。今後、「リゾットカレー」を主力メニューにした店舗や海外への出店なども視野に入れる。

 営業時間は18時~翌2時。日曜定休。

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