買う

南青山・みゆき通りに英バッグブランド「アニヤ・ハインドマーチ」新店

「鏡を多用した」什器やアンティーク・ファニチャーなどを配置する店内

「鏡を多用した」什器やアンティーク・ファニチャーなどを配置する店内

  • 0

  •  

 南青山・みゆき通り沿いに4月23日、イギリスのバッグブランド「ANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ)」の路面店「アニヤ・ハインドマーチ青山」(港区南青山5、TEL 03-3400-7250)がオープンした。経営はアニヤ・ハインドマーチ ジャパン(品川区)。

海外ブランドが入居する「ザ ジュエルズ オブ アオヤマ」に出店

[広告]

 1993年にデザイナーのアニヤ・ハインドマーチさんが立ち上げた同ブランド。持ち込んだ写真をプリントし、世界に1つだけのバッグを作る「Be a Bag」などで知られるほか、ハインドマーチさんはブリティッシュ・エアウェイズのコンサルタントも務め、ファーストクラス用のアメニティーキットのデザインも担当。2009年には、エリザベス女王よりMBE勲章(大英帝国五等勲爵士)を授与された。

 2006年にオープンした銀座店に続く国内2店舗目の路面店となる青山店は、クロエなどの海外ブランドが入るみゆき通り沿いの商業ビル「ザ ジュエルズ オブ アオヤマ」に出店。店舗面積は1階=22.7坪、2階=22.1坪の計44.8坪。店内の床にはアンティーク風の木細工とグレーのカーペットを配置したほか、「昔の英国の洋品店の内装」に着想を得て「鏡を多用した」什器を置いた。1930年代に海洋博物館で船の模型を展示するために制作されたものや、ビクトリア朝期の美術館で使用されていたものなど、アンティーク・ファニチャーも使用する。

 取り扱うのは、10年前に原型となるバッグが誕生し、現在では同ブランドの「代表格ともいえる」バッグになった「Carker(カーカー)」(12万9,150円~14万9,100円)や2009年秋冬シーズンから展開する同バッグのスモールサイズ「small Carker」(9万6,600円~11万9,700円)など。中心価格帯は、レザーバッグ=7万円~15万円、イブニングバッグ=5万円~10万円、財布などのスモールレザーグッズ=3万円~7万円ほか。

 青山への出店はハインドマーチさんの希望もあったという。オープン後は30~40代前半を中心に来店があり、近隣住民や近隣で働いている人、散歩途中など通りがけで入店する人が「他店に比べ多い」という。商品だけでなく「さまざまなイベントを通じて、当ブランドの世界観をお伝えできれば」と同ブランド広報担当者。

 営業時間は11時~20時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース