渋谷・松濤のバイクパーキング場「アイドゥ」(渋谷区松濤1)が3月から、高級自転車の利用者をターゲットにした駐輪場サービスを始めた。
首都圏34カ所でセキュリティー付き月決めバイク駐輪場を運営するアイドゥ(港区、TEL 03-5712-1799)が、既存の駐車スペースを使うかたちで新規サービスに乗り出した。募集を始めたのは、高級自転車での通勤などの利用を見込める松濤や代々木の駐輪場。今後、問い合わせなどの状況を見ながら、空きのある既存スペースでもサービスを拡大していく予定。
松濤の駐輪場は2008年にオープン。約30坪の駐輪スペースでは、他拠点と同様、ハーレーやBMWなどの高級バイク向けに大手セキュリティー会社との提携、盗難補償などのセキュリティー対策を売りにしたサービスを提供。自転車の駐輪については、以前から既存客からの要望もあったという。
ターゲットに据えるのは、50万円を超えるものなど通常の駐輪スペースではセキュリティーに不安を抱える所有者など。「会社に高級自転車で行くのは気が引ける、という方にここで一般の自転車に乗り換えていただくという利用方法も提案している」(池田社長)
月額利用料は8,400円。共用シャッターを専用キーで開閉し出入りする仕組みで、24時間利用可能。電動自転車向けに充電用ジャックも用意する。