原宿のイベントスペース「VACANT(バカント)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-6459-2962)で5月3日、映画の定期上映イベント「原宿シネマ」が開催される。
「映画館がない街」原宿に映画館を開くことが「夢だった」という、同所を運営するNO IDEA(同)と、映画配給を手掛けるスタイルジャム(神宮前3)が共同で開催する同企画。月1回、各分野で活躍する人を「一日館長」として招き、館長がセレクトした「人生に衝撃を与えた1本」を紹介していく。
「旅を感じる映画たち Vol.1」と名付けた初回は、キャンドルアーティストのCandle JUNEさんが一日館長を務め、裕福な家庭で育った青年が全てを捨てアラスカを目指し、餓死死体で発見された実話を基にした「イントゥ・ザ・ワイルド」(ショーン・ペン監督、2007年)を紹介するほか、ゲストを招いたライブなどを行う。
「映画によって明日からの自分の生き方が変わる、そんな経験を一人でも多くの人に味わってほしい。本当にすてきな映画にはそのくらい大きな影響力が必ずある。それを見つけられるような映画館するので、10~20代を中心に、さまざまな年代のお客さんにお越しいただければ」とNO IDEAの中村圭佑さん。
開催は15時30分~(15時開場)。定員は100人。チケット料金は、一般=1,800円、学生・原宿割=1,500円。現在ホームページで予約受け付け中。同イベントでの収益の一部は東日本大震災の義援金として寄付する。