渋谷・青山通り沿い近くに3月26日、米メンズアパレルブランド「POST OVERALLS(ポストオーバーオールズ)」の単独店(渋谷区渋谷2、TEL 03-5774-5015)がオープンした。経営はpost overalls japan(同)。
同ブランドは、1993年にニューヨークでPantograph社の中心ブランドとして設立。デザイナーは日本人で、1910年~1940年代のワークウエアやミリタリーウエア、アウトドアウエアなどに根差したデザインが特徴。
日本でも創業当時から各地のセレクトショップなどで販売してきたが、今回「フルラインを見ていただける場所」として出店を決意。アクセスの良さから渋谷エリアを候補地にしていたが、駅近くだとターゲットより若い層が多いと考え、少し離れた同所に店を構えた。店舗面積は約15坪。壁面は白を基調にしたほか、床板にはムクの木を使用。「ビンテージ風にならないように」したという。
扱うのは、創業時から同じ形で作り続け、デニムやヒッコリーストライプ、ツイードなどの素材で展開するカバーオール型のエンジニアジャケット(3万3,390円~4万1,790円)、シャンブリー生地を使ったワークシャツ(2万4,990円)、ダブルニードルチノ(2万6,040円~2万8,150円)など。中心価格帯は、シャツ2万5,000円前後、パンツ=2万5,000円~3万円前後、ジャケット=3万円ほど。
オープン後はネット上の口コミなどで知った20~40代が多く来店してるという。ブランドの魅力は「ブレないところ」と同社の中平誠社長。「ブランドの世界観を伝えられる店にしていきたい。18年間変わらないデザインや商品ラインアップを一度見ていただければ」とも。
営業時間は12時~20時。