デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿(渋谷区神宮前3、TEL 03-3479-14342)で4月10日から、「カワイイ」をテーマにした企画展「東京・原宿・カワイイ展3」が開催される。主催は同所を運営するデザインフェスタ(同)。
ファッションや雑貨、ライフスタイルなどの表現を通じ世界に広がりを見せている「カワイイ」文化。海外でも「共通語」として使われている「カワイイ」をテーマにした同展は2009年に初開催し、展示作品を公募。今回、プロ・アマ含む54組のアーティストの作品が並ぶ。
イチゴをベースに四つ葉のクローバーやキノコ、ウサギなどをかたどったストラップやネックレスなどを制作する勝治勇人さんや、「ダークでポップなホラーなイラスト」を展示するイラストレーターのmomi zombieさん、水着を出品するスタイリストのBAE 晶玉さん、長谷川理英さん、羊をモチーフにした家具「生活羊品」を出品するデザイナー榎垣正史さんなどが参加する。
併設する「Design Festa Cafe & Bar」では、ゆきのねこじょうさんが「カワイイ」をコンセプトに選んだ演歌や歌謡曲を踊るショーを展開するほか、10日(19時~)には、出展者や来場者、一般のアーティストなどを交えた交流会を開催。参加無料(1ドリンクオーダー制)。
過去2回には「週末は1日700人近く、1週間で約2,500人が来場」し、各回ともに10~30代の女性のほか、外国人の来場も多かったという。広報担当の河村悠紀子さんは「『カワイイ』という言葉が国際語化していることもあり、カワイイ文化に対する外国人の関心は非常に高かった」とし、「一言に『カワイイ』と言っても捉え方は人によって多種多様。『これがカワイイ?』と驚くような作品もあるかもしれないが、たくさんの表現方法があることを楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~20時。入場無料。今月16日まで。