トーキョーワンダーサイト渋谷(渋谷区神南1、TEL 03-3463-0603)で現在、若手アーティストを対象とした公募展「ワンダーシード2011」が開催されている。
東京都のアート支援プログラム「TWS」の公募企画として2003年に始まった「0号展」が前身となる同展。作品購入が若手アーティストの支援を意味する「BUY=SUPPORT」をコンセプトに、入選作品を販売する。
応募作品は10号以下の小作品が対象で、石原慎太郎東京都知事や現代アートギャラリー「小山登美夫ギャラリー」(江東区)の小山登美夫さん、現代アートコレクターの宮津大輔さんらが審査員として入選作品120点を選定した。
小山さんは「自分が、社会の中で世界の中でどんな位置にいて、なぜ絵を描いているのか-そんなことを直感的にわかっているアーティストに私は感動する」とコメント。
今月19日(19時30分~21時)には、小山さんとインディペンデント・キュレーターで審査員も務めた窪田研二さんの対談「現代アート・マネートーク」も開催。展示作品は、現代アート専門サイト「TAGBOAT」でも販売する。
開館時間は11時~19時(入場は閉館30分前まで)。月曜休館(祝日の場合は翌火曜)。入場無料。今月21日まで。