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原宿で小西神士さん「アニマルヘア」展-ウイッグ使い動物をリアルに表現

会場にはウイッグを使いゾウやコウモリ、犬などの動物のほかフルーツやドクロなどをかたどった作品が並ぶ

会場にはウイッグを使いゾウやコウモリ、犬などの動物のほかフルーツやドクロなどをかたどった作品が並ぶ

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 原宿のアートスペース「LAPNET SHIP(ラップネットシップ)」(渋谷区神宮前1、TEL 03-5411-3330)で2月9日、ヘア&メークアップアーティスト小西神士さんの個展「ANIMAL HAIR」が始まった。

「CA4LA」とのコラボレーションによるサイ

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 1990年からヘア&メークアップアーティストとして活動している小西さんは、広告を中心に、ファッション、ミュージックビデオのビジュアルなどを手がけ、2006年にはラフォーレ原宿のシーズン広告でウイッグを使ったビジュアルを制作。その後、企業CMを手掛ける際「変わったヘア」という依頼からの着想を機に、ウイッグを使い動物や果物などをかたどった作品をオーダーに基づいて制作してきた。

 モデルで空間デザイナーENZO(ARTBREAKERS)さん協力の下、小西さん自身がディレクションした空間に、ウイッグシリーズ20点と、過去の作品などを収めた写真10点を展示。ウイッグは、ネズミ(7万円)やキリン、プードル、セイウチ(各42万円)、コウモリ、鳥、フルーツ、ドクロなどの動物をかたどったものから、鳥やフルーツ、ドクロなどモチーフもさまざま。「初お披露目」となる「手」や帽子専門店「CA4LA(カシラ)」とコラボレートしたウサギ(2種、1種は非売品)、サイ、牛(以上各68万円)も並ぶ。

 並んだ作品を見ながら、「結構作ったな」と振り返る小西さん。「(作りながら)自分の思う物を自由に作るのは大事。作品を見てどう思うかを知りたい」とし、今後の作品についても「面白いデザインが思いついたので(依頼があれば)フクロウは作ってみたい」と意欲をみせる。

 会場では作品集(2,000円)も販売する。開催時間は12時~20時。入場無料。今月14日まで。

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