タワーレコード渋谷店(渋谷区神南1、TEL 03-3496-3661)7階・タワーブックスで1月29日、工作絵本「あたらしいみかんのむきかた」(小学館)のワークショップ「NO MIKAN, NO LIFE.」が開催される。
昨年11月に発売された同書は、牧師の岡田好弘さん考案のユニークなミカンのむき方を書籍化したもの。図に倣いミカンに線を描き、その通りに皮をむくとウサギやウシ、トラ、龍、イカなどさまざまな動物の形ができあがる工作のほか、主人公の小学生「むきおくん」がミカンをむきながら「成長していく」ストーリーも掲載する。
各地の書店スタッフらによるツイッター上での「全力推し」発言をきっかけに、本の購入者らがネット上に「みかんむき作品」をアップ。ミカンむきをする人を「ミカムキスト」と呼ぶ造語も生まれるなど、口コミでブームが広がりつつある。今月25日には4刷が決定。「1月中に、工作絵本としては異例の5万部を突破する勢い」(小学館宣伝担当の朝田百合さん)という。
タワーブックスでは、同店での同書購入客にワークショップ参加券(整理番号付き)を、「むきむきみかんセット引換券」として先着で配布。セットには、ワークショップ限定で配布する「むき方の手順が丁寧に書かれた」冊子とミカンが付く。
「書店員さんから始まり、サブカル好きの大人の方々から親子、ご年配の方などに広がり、今では幅広い方がツイッターなどに作品を公開している。皆さんでミカムキストを目指しましょう」と朝田さん。
開催は16時から(開場は15時30分)。当日は、岡田さんと、同書の絵・文を手がけたイラストレーターでデザイナー神谷圭介さんが来店し、ワークショップとサイン会を開く。