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伝説的野外フェス「ウッドストック」の舞台裏を描いた映画、渋谷で公開へ

アン・リー監督「ウッドストックがやってくる!」より©2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved.

アン・リー監督「ウッドストックがやってくる!」より©2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved.

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 ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷区渋谷1、TEL 03-5468-5551)で1月15日から、伝説的野外ライブ「ウッドストック・フェスティバル」が開催されるまでの道のりを描いた「ウッドストックがやってくる!」がロードショー公開される。

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 世界の監督を取り上げるプロジェクト「Director’s Driven Project」の第1弾として公開される同作品。アカデミー賞受賞経歴のある監督の作品を順次公開していく。

 第1弾となる同作は、1969年にアメリカで開催され、3日間で40万人以上の観衆を集めた伝説的野外ライブ「ウッドストック・フェスティバル」を誘致したエリオット・タイバーさんの同名の単行本が原作。劇中に演奏シーンや再現映像は一切なく、同フェスが当初予定していたニューヨークを離れ郊外の街・ベゼルの牧場で開催された経緯や「さまざまな伝説」に関するトリビアなどを織り交ぜながら、裏方として参加する主人公エリオットとその家族の姿を描いた。

 メガホンを取ったのは 「グリーン・デスティニー」(2000年)でアカデミー賞作品賞や監督賞など10部門にノミネートされ4部門を受賞したアン・リー監督。1954年台湾生まれのリー監督は、イリノイ州立大学とニューヨーク大学で映画を学び、1991年の「推手」で映画監督デビュー。アメリカンコミックを映画化した「ハルク」(2003年)やカウボーイ同士のラブ・ストーリー「ブロークバック・マウンテン」(2005年)などを手がけてきた。

 プロジェクト第2弾、第3弾として、2月26日からは主人公の男が次々と降りかかる災難に翻弄されていく姿を描いた「シリアスマン」(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督)、3月19日からは家庭を築こうとする未婚のカップルの「未来探し」を描いた「お家をさがそう」(サム・メンデス監督)を、それぞれ上映する。

 鑑賞料は一般1,500円。1作品を3人で見るか、3作品を1人で見ることができる「トリプル券」(3,900円)も用意する。

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