渋谷・ファイヤー通りのレストラン「TOKYO MAIN DINING」(渋谷区神南1、TEL 03-5428-5031)内に12月13日、フィギュアスケートがテーマの期間限定カフェ「Tokyo Ice Arena」がオープンした。
4年ぶり、6回目の日本開催となる「ISU世界フィギュアスケート選手権大会2011東京」に向け、シダックスレストランマネジメント(同)が運営する同店と、同大会の独占放映権を持つフジテレビジョン(港区)が共同プロデュース。日本スケート連盟(神南1)が後援する。
期間中はフィギュアスケートをテーマにディスプレーし、店内の大型モニターは選手の競技映像を上映。壁面には浅田真央選手や安藤美姫選手、小塚崇彦選手らの写真、高橋大輔選手、荒川静香さん、中野友加里さんのスケート靴を展示。店内ステージでは、選手が大会で使用した楽曲をバイオリニスト・高嶋ちさ子さんがプロデュースする「12人のヴァイオリニスト」のメンバーが演奏するライブも不定期で開催する。
オリジナルメニューとして、シーザーサラダにフランスパンのスライスを反らせて焼いたクルトンを添えた「シーザーサラダ ビールマンクルトン添え」(900円)や2種類の具材を乗せたピザ「ダブル サルコウ ピッツア」(1,200円)、ヘーゼルナッツクリームと生クリームの2層パリブレスト「ドーナッツスピン リンク」、3回転半の技をイメージした3層半のプースカフェスタイルのカクテル「Triple Axel~トリプルアクセル~」(各1,000円)、アップルサイダーを使ったノンアルコールカクテル「氷上の舞~Etoile Sur Glace~」(700円)など、フィギュアの技をイメージしたメニュー15品も提供する。
オープン当日、店内では日本スケート連盟による同大会の記者会見が行われ、11日まで北京で開催された「グランプリファイナル」で銀メダルを獲得した織田信成選手とシニア初参戦で銅メダルに輝いた村上佳菜子選手が参加。
2年連続銀メダルという結果について、織田選手は「すごくうれしい気持ちとすごく悔しい気持ち」とし、23日に開幕する世界選手権の代表選考会を兼ねた全日本選手権に向け「悔しい気持ちを晴らせるよう、(世界選手権の)切符を手に入れられるように頑張りたい」と話した。
村上選手は「初めてのシニアグランプリで表彰台に上れたのはうれしい。(全日本選手権では)ノーミスで滑って、世界選手権に行きたい」と意欲をみせた。
営業時間は9時~15時、17時30分~23時。来年3月27日まで。