表参道近くに10月29日、米ニューヨークのライフスタイルブランド「rag & bone(ラグ & ボーン)」の国内初となる旗艦店「rag & bone the Omotesando Store(ラグ & ボーン ザ 表参道ストア)」(渋谷区神宮前5、TEL 03-6805-1630)がオープンした。
2002年、英マーカス・ウェインライトさんとデビッド・ネビルさんが設立したラグ & ボーンは、2004年春にメンズラインを発表後、2005年冬にウィメンズコレクションをスタート。2007年秋冬にはアクセサリーコレクションの展開を始めた。現在NYに4店舗を展開している。
米国外初の直営店となる同店は、地下1階~2階の3フロア。NYの店舗と同様のコンセプトに加え、和のテイストを織り交ぜた「ビンテージ風」の内装で、フロア構成は地下1階がメンズ、1階・2階がレディス。
「定番」のボーイフレンドシャツ「The tomboy」(2万円)やフェアアイル柄カーディガン「Grayling Cardigan」(4万円、各レディス)をはじめ、スリムフィットストレートジーンズ「RB15」(2万4,000円、ウオッシュ加工により価格は変動)や、ワークウエアのディテールを入れたアウタージャケット「Deck Jacket」(2万4,000円、各メンズ)などフルラインを取りそろえる。
中心価格は、レディスがドレス=4万円、靴=5万5,000円、コート=9万円、Tシャツ=7,000円ほか。メンズは、シャツ=2万円、ジーンズ=2万円、ジャケット=6万円、ニット=3万5,000円ほか。20011年春夏コレクションから、同店限定の商品を展開する予定。
「本国の成功に続き、インターナショナルビジネスを拡大する良い時期だと考えた」と広報担当者。「日本は当ブランドを最初に取り扱った初の海外市場」とし、「店のロケーションは表参道のメーン通りの喧騒(けんそう)から離れた裏通りにあり、ブランドのイメージにぴったり。一軒家のような店を通じて、ブランドの世界観を再現するのに成功したと思う」と話す。
営業時間は12時~20時。月曜定休。