代官山に女性向け「バイク」スタイル提案「リコチカ」-バイク用品店が新業態

「バイクのあるライフスタイルを提案」するセレクトショップ「リコチカ」。店内にはバイク「リトルカブ」もディスプレー

「バイクのあるライフスタイルを提案」するセレクトショップ「リコチカ」。店内にはバイク「リトルカブ」もディスプレー

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 代官山・旧山手通り近くに10月28日、セレクトショップ「Ricochica(リコチカ)」(渋谷区猿楽町、TEL 03-6415-3066)がオープンした。

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 大型バイク用品店「ライコランド」の運営などを手がけるコシダテック(港区)が立ち上げた同店。「ハードな印象が強いバイクウエアではなく、若い世代の女性によりカジュアルにバイクに親しんでいただきたい」(同社F&Rサービスプロジェクト開発企画チームリーダーの溝口真弘さん)との思いから、アパレル店舗として「バイクのあるライフスタイル」を提案。経営は、グループ会社のイリオスネット(港区)が手がける。

 店名は「Rico=かわいい」(スペイン語)、「Rich=おいしい、豊かな」(英語)、「chica=女の子」(スペイン語)をつなげ、「食べたくなっちゃうほどかわいい女の子」という意味を持たせた造語。旧山手通りから一本入った路面の店舗は、1階・2階合わせて広さ約30坪。ファサードには「分かる人には分かる」というバイクのパーツを連想させるサインや、「バイクに乗った女の子」のキャラクターをデザインした看板を掲出。1階はナチュラルテイスト、2階はスポーティーなヨーロピアンスタイルをイメージし、小ぶりのボディーが特徴のバイク「リトルカブ」も展示する。

 機能性に加え、「おしゃれにバイクに乗ってもらえる」アイテムをセレクト。1階は「自分らしく」をテーマに、カジュアルスタイルをベースに「多様な素材・加工」などで独自性を出したブランド「Fika(フィーカ)」や、「かわいらしさの中に少し大人の雰囲気」を持たせた「as know as de base (アズ ノゥ アズ ドゥ バズ)」、 「日本から見たヨーロッパ」をテーマに、商品展開するファッション雑貨ブランド「bonne volonte (ボネ・ボロンテ)」などを扱う。2階では、「アルプスの少女ハイジ」をモチーフにしたスイスのアパレルブランド「heidi.com(ハイジドットコム)」、「機能的でスタイリッシュ」をコンセプトにしたマザーズバッグブランド「LASSIG(レッシグ)」を扱う。

 「バイクに乗っている女性はもちろん、実際にバイクに乗ってみたいと思っていただけるような店づくりを目指す」と溝口さん。「女性とバイクの接点を増やし『おしゃれにバイクに乗る』という楽しいライフスタイルを提案・発信し続けられる店にしていきたい」とも。初年度売り上げ目標は6,000万円。

 営業時間は11時~20時。水曜定休。

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