表参道で「青森ねぶた」運行-新幹線開業控え魅力をアピール

表参道を「青森ねぶた」が運行。写真=バーバーリー表参道前を通過する山車

表参道を「青森ねぶた」が運行。写真=バーバーリー表参道前を通過する山車

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 表参道で11月1日、「青森ねぶた」が「ハネト」ら約500人とともに運行され、平日にもかかわらず約5万人(主催者発表)が見守った。

多くの人が「青森ねぶた」の運行を見守った

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 ねぶたの運行は、12月4日に開業を控える東北新幹線全線の話題喚起や同県の魅力を首都圏に向け発信・周知することを目的に原宿・表参道エリアで開催中の「とことん青森MAX in 原宿表参道」の一環によるもの。

 明治神宮第一鳥居広場で行われた出陣式には、三村申吾青森県知事や松井誠一原宿表参道欅会理事長らが出席。林光男青森県観光連盟理事長による「出陣宣言」でねぶたは出発。三村青森県知事や地元・青森やインターネットなどで公募したハネトら約500人とともに、同所に展示されていた青森ねぶた「津軽為信 出世の誉れ」が表参道の街を運行した。

 「ラッセーラー!」という掛け声や太鼓が盛り立てる中ねぶたが進んだのは、明治神宮南門から青山通り手前まで約1キロの道のり。平日にも関わらずねぶたを間近で見ようと、表参道は多くの人であふれかえり、手を伸ばしながら携帯電話やデジカメで撮影する人たちの姿も見られた。

 初めて山車を見たという今井鈴ちゃん(小学1年)は「すごかった」と山車の大きさや装飾、囃子(はやし)などに驚いた様子。一緒に来ていた母親の素子さんは「1月の時もチラっと見たが、音楽が入るとすごい。(新幹線も開業するので)ねぶたを見に行ってみたい」とも。

 運行の様子を見届けた三村青森県知事は「青森の魅力を存分に伝えることができたと思う」と話し、「新幹線で大勢の方が来てくれるように『ラッセーラー!』で三本締めしましょう」と呼びかけ、ハネトらとともに掛け声を響き渡らせた。

 イベント期間中は、原宿・表参道エリアの飲食店30店舗が青森県産食材を使用したメニューを提供するほか、今月3日まで、明治神宮第一駐車場で青森の「ご当地グルメ」18店舗が出店する「屋台村」も展開している。

 今月7日まで。

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