首都高速の道路上に設置されていた「横断幕」を再利用したトートバッグが11月6日より、トートバッグ専門店「ルートートギャラリー 代官山店」(渋谷区代官山町、TEL 03-3464-5535)などで販売される。
首都高速道路(千代田区)とトートバッグブランド「ROOTOTE(ルートート)」を展開するスーパープランニング(静岡県浜松市)がコラボレーションしたもので、首都高が取り組む使用済み素材のリサイクルプロジェクト「CIRCULATION SHUTOKO(サーキュレーション首都高)」の第1弾として商品化。工事、通行止めの際や、交通マナー啓発などで高速道路上に設置されている横断幕は、年間約800枚制作され、掲示期間を終えたものは廃棄処分にしていたという。
商品名は「『旗』から生まれた『楽しくて働き者』のトート」の意味から「HATARAKU TOTE(はたらくトート)」と命名。実際に使われた横断幕を使用するため、一点一点デザインが異なる文字や風雨にさらされてできた傷やシミなども特徴。サイズは「収納力豊富な大きめサイズ」のトートバッグ「グランデ」(6,090円)と、縦長・2つ折りの2WAYショルダータイプの「ファーマーズ」(5,880円)、メッセンジャー型2WAYトート「メッセンジャー」(5,565円)の3種を用意した。
バッグは現在、明治神宮外苑を中心に開催されている複合デザインイベント「東京デザイナーズウィーク2010」で先行展示・販売。ルートート直営店のほか、来年1月以降、東急ハンズ渋谷店(宇田川町)などでも販売を予定する。