ロンドンのパンクシーンやニューヨーク・ヒップホップシーンなど世界の音楽シーンを長年にわたり撮り続けてきた英・女性写真家、ジャネット・ベックマンさんの企画展「Janette Beckman EXHIBITION」が10月13日、タワーレコード渋谷店(渋谷区神南1)地下1階で始まる。
ロンドン出身のベックマンさんは、20代で撮影したロックバンドのポートレートが雑誌「THE FACE」に掲載されキャリアをスタート。パンクバンド「ザ・クラッシュ」「セックス・ピストルズ」や「ポリス」などのロックバンドに「独自」に接触し交流を続ける中で撮り下ろすポートレートで頭角を現す。
1982年にニューヨークへと拠点を移した後は、ヒップホップシーンに傾倒。「Run-D.M.C.(ラン・ディーエムシー)」やヒップホップの名付け親としても知られるアフリカ・バンバータさんらを撮り始め、70年代から90年代初頭にかけての一連の作品をまとめた写真集も発売している。
同展では、ベックマンさんが撮り下ろした、米レザーブランド「Schott」の2010年秋冬キャンペーンビジュアルを一堂に展示するほか、過去の作品や70~80年代のユースカルチャーを紹介するパネルを展示。写真集未収録のカットも初公開する。
会場では写真集のほか、オリジナルTシャツ(2種、6,195円)やシリアル、サイン入りのプリント(2タイプ各100枚、10,500円)を限定販売。同17日には、商品購入客を対象にベックマンさんのサイン会も開く。
営業時間は12時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。今月19日まで。