南青山に9月17日、リーバイスの復刻ライン「Levi’s Vintage Clothing(リーバイス ビンテージ クロージング、以下LVC)」の旗艦店(港区南青山5、TEL 03-6419-1699)がオープンした。
LVC は1999年、「各時代を代表する」ビンテージモデルにスポットを当て、素材やシルエットを「追求」したラインとしてデビュー。昨年12月、米Levi Strauss & Coが新事業として日本法人を設立。「ディーゼル」「ジョルジョ アルマーニ」などに勤めてきたマウリッチオ・トナディさんを上級副社長に迎え、同ラインを「アメリカンライフスタイルの『リーダー的存在』によみがえらせる」ことを目的に事業を展開。「独自の存在感」を出した商品ラインアップの充実を図る。
同店は、ロンドン、ミラノ、パリに続く世界4店舗目となる旗艦店。青山エリアについて、同社セールス&マーケティングディレクターの大坪洋介さんは「世界の中でもデニムに対して理解の深い、日本市場の最上級エリア」と話す。
店舗面積は約150平方メートル。「可能な限り細部にこだわった」という店内は、インディゴの「色落ち」をイメージし、一部ペンキがはがれているなど全体的に「ビンテージ仕様」に仕上げた。LVCラインのみを取り扱い、501シリーズ(2万9,925円)などのジーンズのほか、ビンテージのプリントTシャツ、レザーアイテム、雑貨類などもそろえる。
オープン後は20~40代を中心に来店があり、男女比は7対3程度。「わたしどもでは『旗艦店』と呼ばず、『ホーム オブ リーバイス ビンテージ クロージング』と呼ぶ。お客さまを『我が家』でおもてなしをすることと同じように考えている」と大坪さん。
営業時間は11時~20時。