ブラジルの料理・音楽などを紹介する野外イベント「第5回ブラジル・フェスティバル」が9月4日・5日、代々木公園イベント広場で開催される。
2006年に明治公園でスタートし、翌年から代々木公園に拠点を移転。現在は毎年10万人以上の来場者が訪れる。ブラジル文化の紹介と、日本人、ブラジル人との交流を促す目的で、ブラジル企業の日本法人などが集まる「在日ブラジル商業会議所」(港区北青山1)が主催する。
今年は64店舗がブースを構え、ブラジル料理やブラジルのファッション、アクセサリーなどを販売。44店舗を占めるレストランブースには、高級シュラスコ料理店としてサンパウロ本店が人気を集める「バルバッコア・グリル」(渋谷区神宮前4)も出店。在日ブラジル人が集まる「ブラジルタウン」として知られる群馬県・大泉町の飲食店なども集まり、家庭料理や軽食など幅広いブラジル料理を提供する。
野外ステージでは、在日ブラジル人女性が競うコンテスト「ミス・ブラジリアン・デー」の最終選考会(9月4日14時、15時、16時~)や、ブラジルで900万枚以上のCDの売り上げ枚数を誇る人気ポップ・ロック・ユニット「キッジ アベーリャ」の日本初ライブ(同4日、17時~)などを開催する。
イベント開催に向け、同フェス実行委員の林秀樹さんは「代々木公園ではさまざまな国のフェスティバルがあるが、ブラジル・フェスの一番の見どころは『ブラジル音楽』。ステージで盛り上がりながら、美味しいブラジル料理を楽しんでもらえれば」と話す。2日間で15万人の来場を見込む。
開催時間は11時~18時。入場無料。