渋谷パルコ・パート1(渋谷区宇田川町)で8月6日、クリエーティブディレクターの箭内道彦さんが編集長を務めるフリーペーパー「月刊 風とロック」誌上に掲載した写真など約730点を一堂に並べる展示企画「風とロックと箭内道彦 写真展」が始まった。
渋谷パルコではこれまで、同誌の期間限定ショップやトーク企画、「夏祭り」をテーマにした催事企画などを展開。第4弾となる今回は、箭内さんが同誌を中心に他誌やイベントで撮影した写真を、パート1・6階の催事場、1階を除く各階エスカレーター壁面に、A4サイズに出力した作品を一堂に紹介している。
被写体となったのは矢沢永吉さん、「銀杏BOYZ」などのミュージシャンから長澤まさみさん、オダギリジョーさんなどの俳優陣まで多彩。宴会風景や芝生でくつろぐ様子など、被写体のプライベート感あふれる雰囲気が見どころで、壁面の展示に足を止め一枚一枚じっくりと眺める買い物客の姿も。
時にはインスタントカメラでも撮影するという箭内さん。「写真は決してプロのカメラマンだけの特別なものではない。僕も好きな人以外の写真は上手に撮れない。この写真展を見ることで『自分も撮りたい』と思ってもらえるとうれしい」と話す。
営業時間は10時~21時。入場無料。8月22日まで。