原宿・竹下通りに「ウラタケ」テーマの新拠点-カフェやパウダールーム集積

竹下通りの裏手に開業する「URATAKE Girl’s Style」(写真=イメージ図)

竹下通りの裏手に開業する「URATAKE Girl’s Style」(写真=イメージ図)

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 原宿・竹下通りの裏手に7月31日、「女の子のための基地」をコンセプトにカフェやパウダールームが集積する新拠点「URATAKE Girl’s Style(ウラタケ ガールズ スタイル)」(渋谷区神宮前1、TEL 03-6804-3751)がオープンする。

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 「楽しみながら、きれいになる、かわいくなる」をコンセプトに、「女の子が好きなもの」「竹下通りに足りないもの」を集積。「楽しむスペース」をテーマにするカフェスペースは1階と2階、「きれいになる、かわいくなるスペース」がテーマのビューティー関連スペースが2階にそれぞれオープンする。カフェはイベントの運営などを手がけるグローバル・ヴィュー(台東区)、ビューティー関連はヘアーサロンの経営などを手がけるCOS-Pa(渋谷1)が、それぞれ経営する。

 竹下通りの「ちょこっと裏」に位置することから「ウラタケ」と命名。不動産流動化事業を手がけるアトリウム(千代田区)が約1年半前に同所にあった住宅を購入。これまで不動産の販売を中心に行っていた同社が、新たな試みとして自社で「企画・運営をしてみよう」と住宅を取り壊し、「ウラタケ ガールズ スタイル」の建設に至った。

 ターゲットは10~20代前半の「原宿に集まる女の子」。店舗面積は1階・2階合わせて183平方メートル。ファサードはガラス張りにし、ピンクや紫色を配色し、「見た目からかわいいと思ってもらえるよう」仕上げたという。店内はピンクや黒を基調にしたほか、「友達と原宿に遊びに来る高校生」をイメージしてデザインしたキャラクター「ウラタケ ガールズ」のイラストを随所に使った。

 店内には4~5台のプリクラ機を置くプリクラコーナーや、デコレーショングッズ、チャームなどの雑貨販売を行うコーナー、生クリームやフルーツでデコレーションした「URATAKE ワッフル」(約10種、200円前後)を提供するスイーツショップが出店する。屋外にはスイーツを販売する屋台が出店し、テラス席も用意する。

 2階は女性限定フロア。ウィッグなどの美容・コスメティック関連商品の販売をはじめ、新商品などのサンプリングを提供するコーナーや、スーツケースなどを預けられるコインロッカー(300円~400円、約70台)も。テークアウト専門カフェ「UT CAFE」では、ワッフルのほかタピオカジュースなどのドリンク類もそろえる。カフェで購入した商品は、フロア内のコミュニケーションスペースでも飲食可能。

 2階にはパウダーステーション「COS-Pa mini」が出店。COS-Paは2008年3月、渋谷駅東口に1号店をオープン。公共の場や駅のトイレでは落ち着いてできない女性の「身だしなみ」需要を満たす「パウダールーム」。大学生などの20代~40代までが仕事終わりなどに立ち寄り「お色直し」をする店舗として営業を続けてきた。新店ではグループで使用できる「オープンブース」を8席、(30分~1時間200円)、1~2人用の「プライベートブース」4ブース(各2席、同300円)をそれぞれ用意。コテやストレートアイロン、スタイリング剤などを無料で貸し出す。

 COS-Paの緑川優子さんは「原宿に来る女の子たちが集まってにぎわってほしい。新しい文化を創造し、『ウラタケ』という言葉が浸透していけば」と話す。

 営業時間は10時~21時(夏季)。

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