原宿に6月5日、ジュニア向けアパレルブランド「BANANA CHIPS」の直営店「BANANA CHIPS（バナナチップス＝バナチ）原宿 b Tower店」（渋谷区神宮前3、TEL 03-6447-2343）がオープンした。経営はカンテサンス（同）。

　1994年に誕生した同ブランドは、「日常のぜいたく」をコンセプトに、「素材やシルエット、ディテールにこだわった」コレクションを展開。浅草や名古屋、小倉などのショッピングモール内に出店。原宿店は同社直営6店舗目で、初の路面店となる。

　同社クリエーティブディレクターの千葉桂さんは「ブランドの世界観を最大限に表現したかった」とし、「当所はショールームとして使用していたが、週末・祝日は店舗機能を持たせブランド力を高めようと考えた」と話す。

　店舗面積は25坪。ファサードには「門」を設置し「館感」を演出。店内は黒やゴールドを基調に仕上げたほか、「来店する度に新しい発見があるように」と、「本皮のマット」「デコラティブな什器」を使用するなど「ヨーロッパのケミカルな雰囲気」をテーマに仕上げた。

　商品例は、「レースハット」（8,295円～）や「春のブーツ」（1万3,440円～）、「ボーダーパイルパーカー」（1万2,390円～）、「ボーダーパイルショーパン」（9,345円～）、「ベスト付き風カットソー」（9,345円）、「フリルキャミ＆ショーパンSet」（1万3,440円～）、「プリントシフォンマキシ丈ワンピース」（1万7,640円～）など。サイズ展開は80センチ～160センチ。

　ほかにも、今シーズンから展開を始めた同ブランドプロデュースのメンズブランド「Butterfly」も扱う。商品例は、「キルティングベスト」（7,000円）や「UネックTシャツ」（4,500円）、「ハーフパンツ」（1万2,000円）ほか。サイズ展開は100センチ～140センチ。

　千葉さんは「当店限定の商品も展開しているため、より一層のプレミアム感を出せると思う。コアなお客さまに満足していただきたい」と話す。同店の初年度売上目標は4,000万円。

　営業時間は11時～19時。月曜～木曜定休。