新潟県の情報発信拠点「表参道・新潟館ネスパス」(渋谷区神宮前4)2階の観光センターが6月5日にリニューアルし、新潟の旅行商品の販売を新たに開始した。
新潟県観光協会が運営する同センター。2001年の開業以来、パンフレットを用意するなど観光案内などを行っていた。今回、新たに旅行カウンターを設置し、新潟県内への旅行商品の販売を開始した。アンテナショップで旅行商品を販売するのは沖縄県、群馬県に次いで3番目となる。
館長の桑原勝史さんは「1階で食などに興味を持っていただき、2階の観光センターで、実際に新潟に足を運んでいただく機会を強化していこうと考えた」と話す。
佐渡島や妙高高原、越後湯沢、出雲崎など新潟県内各所の旅館を扱う同施設。花火大会のほか、越後一宮・弥彦神社などを回るバスツアー「柏崎花火観覧席鑑賞プラン」(7月26日出発、1泊2日、1人2万3,800円~2万4,800 円)や「長岡花火 団体席鑑賞プラン」(8月2日出発、1泊2日、1人2万4,800円~2万5800円)などの同施設限定ツアーも用意する。
「(旅行商品に関して)既に出発された方もいらっしゃる。実際に予約するのは40代以降の方が多い」と桑原さん。「1階に買い物に来られた方もそうだが、より多くの方に新潟のファンになっていただければ」とも。
営業時間は10時30分~18時30分。